BE:FIRSTのJUNONが『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の夢見る力と仲間との絆に共鳴!「世界中の全員が敵になったとしても、7人の絆は崩れない」 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
BE:FIRSTのJUNONが『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の夢見る力と仲間との絆に共鳴!「世界中の全員が敵になったとしても、7人の絆は崩れない」

インタビュー

BE:FIRSTのJUNONが『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の夢見る力と仲間との絆に共鳴!「世界中の全員が敵になったとしても、7人の絆は崩れない」

「歌で伝えられるものはたくさんある。ウォンカの歌を聴いて、改めてそう感じました」

JUNONがウォンカの姿に憧れする部分は?
JUNONがウォンカの姿に憧れする部分は?撮影/興梠真穂

“魔法のチョコレート”で町の人々を虜にしたウォンカは、その才能に嫉妬するチョコレート組合の3人組や、チョコを盗むオレンジ色の紳士、ウンパルンパからあらゆる妨害に遭いながらも、なんとか夢を叶えようと奮闘していく。

JUNONは、ウォンカの輝きを体現したシャラメの演技にも魅了されたそうで「シャラメの作品は『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』も映画館で観ていましたが、その時とはまたまったく違う彼の姿を目にすることができました。役に溶け込むのが上手で、どのような作品でもその世界に生きる人になっていますよね」と切りだし、「ウォンカは、応援したくなるような魅力を持った主人公。夢を叶えようとする純粋さを持っていて、どんなにそれを邪魔されようとネガティブにはならない。僕もわりとポジティブなほうですが、時には考え込んでしまうこともあって。ウォンカの姿には憧れる部分もあります。シャラメのまっすぐな瞳から、ウォンカの魅力をたくさん感じることができました」と称える。

ティモシー・シャラメが、夢に向かって突き進むウォンカの純粋さを体現した
ティモシー・シャラメが、夢に向かって突き進むウォンカの純粋さを体現した[c] 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

またスクリーンでは初披露となったシャラメの歌やダンスにも惚れ込み、「シャラメの歌声は、ものすごくきれいでした」と感心しきり。「劇中の楽曲もステキで、本作の世界観やそのシーンの情景、キャラクターの心情にぴったりと寄り添ったものばかりでした。セリフだけではなく、歌や音楽を通してストーリーが語られるという点もすごくいいなと思って。僕たちも音楽をやるうえで、“伝えること”、“届けること”というのはとても意識しています。本作を観ていると、歌や音楽で伝えられるものはたくさんあるなと改めて感じて、表現としても学ぶところがありました」と刺激も受けた様子だ。

「夢を持つことは、一歩でも、前に進む原動力になるもの」

ドームツアーが決定!BE:FIRSTとしてデビューの時からの1つの大きな夢を実現
ドームツアーが決定!BE:FIRSTとしてデビューの時からの1つの大きな夢を実現撮影/興梠真穂

年末の「NHK紅白歌合戦」への2年連続出場や、来年は初のドーム公演「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream - Masterplan”」も決定するなど、2021年のデビュー以降、BE:FIRSTは次々と夢を叶え続けている。劇中でウォンカは、母親の「夢見ることからすべては始まる」という言葉を支えに前進していくが、JUNONはこのひと言に大いに共鳴したと打ち明ける。

「僕は親がバンドマンだったこともあり、小さなころから音楽に触れる環境にいて、ライブにもたくさん通っていました。中学生のころは『AAA』さんが大好きで」とグループのプロデューサーでもあるSKY-HIの所属するグループの大ファンだったそうで、「当時の『AAA』さんは、男女7人組でした。そこで僕はなぜなのかわからないけれど、ふと『いつか7人組ボーイズグループをやりたいな』と思っていたんです。不思議なことにいま、7人組ボーイズグループを結成することができている。夢って叶うものなんですね」としみじみ。「自分がなにをしたいのかわからなくなる時期もありました。『やっぱり僕はアーティストになりたいんだ』と心に決めた時点で、『オーディションを受けてみよう』と動きだすことができた。どんな些細なことでも、目標を立てたり、夢を持つことってすごく大事なことなんだなと。一歩でも、前に進む原動力になるものだなと感じています」とすべての物事が動きだすきっかけは、夢を持つことだったと語る。


夢を叶えていく過程では、もちろん不安や怖れを覚えることもあると続ける。「例えばオーディションを思い返してみても、もし人と比べてしまったりしたとしたら、焦ったり不安になったりするものですよね。実は僕、受験生のころに夏休み前までは自分のほうがテストの点が高かったのに、夏休み明けに周囲にいっきに追い抜かれた…とめちゃくちゃ焦ったことがあって(苦笑)。そういった経験があったからか、オーディションでは邪念を払うようにしていました。『ダメだったらどうしよう…』と不安に思ったり、誰かと比べるよりは、練習をしたほうが絶対にいい。自分のやれることをやろうと練習に打ち込んだり、とにかく無我夢中でした」と回想するように、夢を叶えるうえで欠かせなかったのはガムシャラな努力だ。

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