あの人はなにを選んでる?山崎貴、BE:FIRST JUNONにLEO、ペ・ドゥナにザック・スナイダーも!恒例企画「映画人が選ぶ、ベスト映画2023」発表
世界的大ヒットとなった『バービー』が大人気!
最新作『REBEL MOON: パート1 炎の子』がNetflixで配信スタートしたばかりのザック・スナイダー監督は、「新作の製作で忙しすぎて、今年はあまり映画を観る時間がなかった」と語りつつ、2023年のサマーシーズンに世界的な現象となったクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』(2024年公開)とグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』(23)、そしてデヴィッド・フィンチャー監督の『ザ・キラー』(Netflixにて配信中)をチョイス。
北米では興行収入6億3600万ドルを記録し、2023年最大のヒット作となった『バービー』。スナイダー監督以外にも『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(公開中)を手掛けたポール・キング監督や、芸人の蛙亭イワクラも2023年ベストの一本として選んでおり、その人気の高さをうかがうことができる。
スナイダー監督の『REBEL MOON: パート1 炎の子』でサイボーグの剣士ネメシスを演じるペ・ドゥナは、「鬼滅の刃」の大ファンとのことで「フィギュアを集めるほど好きです。俳優業よりも野心的(笑)」と告白。4月期に放送されたテレビアニメ「『鬼滅の刃』 刀鍛冶の里編」に先駆けて劇場公開された『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(23)を、アカデミー賞作品賞候補作の『逆転のトライアングル』(22)と、黒澤明監督の名作『生きる』(52)と共に挙げていた。
今年、ライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』(23)が公開された7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のメンバーで、アクション映画が大好きだというJUNONが選んだのは、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(23)、そして『BAD LANDS バッド・ランズ』(23)の3本。
「小さなころからゲームで慣れ親しんでいたキャラクターが、コントローラーを使わずに勝手に映画のなかで動いている…!」と、アニメーション映画となった「スーパーマリオ」の世界観に大興奮の様子だった。同グループからはアメコミ作品からSFまで幅広く映画を嗜むLEOも回答してくれ、「まず思い浮かぶのが『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』です」としながらも、「本当に正しいことってなんなのか考えさせられた作品です」という『ザ・クリエイター/創造者』や『キリエのうた』などジャンルレスにコメントを寄せてくれた。