アイナ・ジ・エンドが主題歌を熱唱!『変な家』DJ松永、斉藤由貴、高嶋政伸、瀧本美織らも新たに出演
雨穴によるYouTube動画を映画化する『変な家』が3月15日(金)に公開される。今回、本作よりアイナ・ジ・エンドが歌う主題歌「Frail」を使用した映像が解禁に。さらに、追加キャストとしてCreepy NutsのDJ松永らの出演が発表された。
白い仮面をかぶった謎のクリエイター、雨穴の「これは、ある家の間取り図です。あなたにはこの家の異常さがわかりますか?」というナレーションから始まる動画「変な家」。YouTubeで公開された動画は間取りを注意深く見ることで浮かび上がってくる違和感と、そこから徐々に明らかになる驚愕の真実に瞬く間に話題は広がり、現在の総再生数は1600万回を突破する大人気動画となった。そして、2021年7月にはYouTube動画とその前身である同タイトルのウェブメディア記事を元に、原作者、雨穴自らが物語の続きを大幅に書き加える形で書籍化が実現。単行本として異例の77万部を超えるベストセラーとなっている。
主人公で売れないオカルト専門の動画クリエイターである雨宮を間宮祥太朗、謎に迫る設計士の栗原役を佐藤二朗、そして本作のヒロインで間取りの謎のカギを握る謎の人物、柚希を川栄李奈が演じる本作。監督を務めるのは、『エイプリルフールズ』(15)、『ミックス。』(17)を手がけた石川淳一。また、脚本を『七つの会議』(19)、「半沢直樹2」などの丑尾健太郎が務める。そして音楽を担当するのは、藤井風をはじめとする多くのアーティストの楽曲プロデュースや『映画 えんとつ町のプペル』(20)、『キャラクター』(21)などの映画音楽を担当した小島裕規 “Yaffle”。実力者が勢ぞろいし『変な家』をかつてない世界観で描く。
今回、本作の主題歌にアイナ・ジ・エンドの主題歌「Frail」が決定。BiSHのメンバーとして活動、その解散後はソロで活動し、2023年10月には映画初主演作品である岩井俊二監督の『キリエのうた』(23)で第48回報知映画賞で新人賞を受賞したアイナ・ジ・エンドだが、本楽曲は『変な家』の本編を鑑賞して書き下ろされた楽曲だ。アイナ本人は本楽曲の制作期間について「とても学びにつながり、食らいついていくように制作した期間でした」と語っており、さらに「この曲で一つ、花を添えられたら嬉しいです。映画も音楽も楽しんでいただけますように」と楽曲への想いを寄せている。
さらに、アイナ・ジ・エンドが歌う主題歌「Frail」を使用した75秒の最新予告映像も解禁された。映像は原作者、雨穴の意味深な間取り紹介の中で、“何か”に思いをめぐらすような表情の雨宮と栗原、そして柚希の姿が映しだされるところから始まる。「気を付けてください。我々はいまふれてはならない人の闇に触れてしまっています」と危惧する栗原の言葉とは裏腹に変な家の前に佇んでいる雨宮。そこには「あなたにはこの秘密を覗く勇気がありますか?」と浮かび上がる文字が。映像後半ではアイナ・ジ・エンドの病みつきになる歌声と主題歌「Frail」の「秘密をはじめましょう」という歌詞が本作の内容とリンクした緊張感あふれる映像となっており、さらに「一階の謎の空間」や「怪しい子ども部屋」、「一階と二階を合わせたら…?」と間取りの謎に迫る展開が続いていく。
さらに、“変な家”を取り巻くキャラクターたちを演じる俳優陣も新たに解禁。雨宮に間取図の相談を持ちかけるマネージャー、柳岡役にDJ松永が決定。松永は現場での様子を「最初にオファーいただいたときは『自分なんかでいいんですか?』っていうありがたい気持ちでした。現場ではとにかく足引っ張らないようにとドキドキしていたのですが、皆さんが温かく助けてくださったので無事なんとか終わらせることができました」と語っている。そのほか、石坂浩二、斉藤由貴、高嶋政伸、根岸季衣、瀧本美織、長田成哉らが“変な家”の謎のカギを握る重要人物たちを演じることが発表されている。
新たに解禁されたキャスト陣はどのように物語に関わってくるのだろうか?本作の公開に期待が高まる。