ケイト・ブランシェット、アニャ・テイラー=ジョイらを勝手に表彰!第77回カンヌ映画祭を輝かせたベストドレッサーを総まとめ - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ケイト・ブランシェット、アニャ・テイラー=ジョイらを勝手に表彰!第77回カンヌ映画祭を輝かせたベストドレッサーを総まとめ

コラム

ケイト・ブランシェット、アニャ・テイラー=ジョイらを勝手に表彰!第77回カンヌ映画祭を輝かせたベストドレッサーを総まとめ

「ベスト・フレンチリビエラ」賞:アニャ・テイラー=ジョイ

【写真を見る】世界のメディアから絶賛されたアニャ・テイラー=ジョイのドレス。今年のカンヌで輝いたベストドレッサーを一挙紹介!
【写真を見る】世界のメディアから絶賛されたアニャ・テイラー=ジョイのドレス。今年のカンヌで輝いたベストドレッサーを一挙紹介![c]SPLASH/AFLO

ディオールといえば、同ブランドのアンバサダーを務めるアニャ・テイラー=ジョイのガウンも、絶賛されていた。これは、15日に『マッドマックス:フュリオサ』(公開中)のプレミアで着用した、ヌーディーで全身がクリスタルで覆われたストラップレスなルック。ダイヤモンドが多用されたカスタムメイドのティファニーのリングやネックレスと合わせた。

パパラッチされたときのコーディネートも完璧!
パパラッチされたときのコーディネートも完璧![c]SPLASH/AFLO

そのルック以外にも、ホテル・マルティネス前でパパラッチされた時のコーディネートは、一般人にもリゾートなどで真似できるアイデアが満載。ファッションにしても女優のキャリアとしても、手練れの域に達しているテイラー=ジョイからは目が離せない!

「ベスト・クリエイティブドレス」賞:ココ・ロシャ

お花のようなドレス姿でレッドカーペットに登場したココ・ロシャ
お花のようなドレス姿でレッドカーペットに登場したココ・ロシャ[c]SPLASH/AFLO

モデルのココ・ロシャがカンヌ中に纏ったドレスは、いずれも個性的だけど、オリジナリティがありとてもステキだった。多くのメディアがほめていたのは、北京発のブランドCheney Chanによる、カラリリーの花そのもののようなドレス。アイメイクにグリーンを取り入れたセンスがいい。それと、モエ・シャンドンのイベントで着用した『ワンダーウーマン 1984』(20)の鎧のようなゴージャスなゴールドのドレスも、彫刻のような顔立ちのロシャにマッチしていてよかった!

「“審査委員長”」特別賞:グレタ・ガーウィグ

レッドのアルマーニ・プリヴェにハイジュエリーを合わせたグレタ・ガーウィグ
レッドのアルマーニ・プリヴェにハイジュエリーを合わせたグレタ・ガーウィグ[c]SPLASH/AFLO

アメリカ人女性監督として初の審査委員長に就任したグレタ・ガーウィグは、登場回数も多かったが、どのルックもシックにまとめることに成功していた。40歳のガーウィグは、史上2番目に若い審査委員長とのことだが、彼女のスタイリスト、カルラ・ウェルチは、マチュアな女性のスタイリングに定評がある。『マッドマックス:フュリオサ』のプレミアでの、レッドのアルマーニ・プリヴェにハイジュエリーをたっぷり合わせたのもよかったし、『Megalopolis』のプレミアでの、ショルダーにケープのようなデザインが付いたシャネルのオートクチュールドレスや、ショパールのイベントで着用したブラックのロダルテ(もちろんジュエリーはショパール)、クロージングセレモニーでのネイビーのセリーヌもよかった。

イヴ・サンローランのドレスもお似合い!
イヴ・サンローランのドレスもお似合い![c]SPLASH/AFLO


なかでもいちばんよかったのは、今回のカンヌで多くみられたウェットヘアに合わせた、『The Second Act』のスクリーニングでの、アンソニー・ヴァカレロによるイヴ・サンローランのカスタム。若すぎず、老けすぎず。いずれのコーディネートも、絶妙なバランスでフェミニンさと成熟さが醸しだされていて、粋なのがいい!

関連作品