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『ディア・ファミリー』がV2達成!初登場3位の『バッドボーイズ RIDE OR DIE』でウィル・スミスは完全復活なるか

コラム

『ディア・ファミリー』がV2達成!初登場3位の『バッドボーイズ RIDE OR DIE』でウィル・スミスは完全復活なるか

人気深夜ドラマ「おいハンサム!!」の劇場版は5位スタート!

ほかに初登場作品は3作品。5位にランクインしたのは、2022年1月期と2024年4月期にフジテレビ系列の「土ドラ」枠で放送され、一部から熱烈な支持を集めたテレビドラマの初の劇場版となる映画『おいハンサム!!』(公開中)。

映画『おいハンサム!!』は5位にランクイン!
映画『おいハンサム!!』は5位にランクイン![c]映画『おいハンサム!!』製作委員会

家族の幸せを願う父の源太郎(吉田鋼太郎)と、仕事や恋愛などなぜかうまくいかないことばかりが続く三人の娘たち(木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈)、そして超マイペースに家族を見守る母の千鶴(MEGUMI)の“伊藤家”を中心に、その周囲の人々の人間模様をコミカルに描くホームドラマ。1位の『ディア・ファミリー』と、3姉妹を育てる父親を主人公としている点で共通しているのは興味深い。

この劇場版ではドラマSeason1からのレギュラーキャストに加え、Season2から登場した藤原竜也や、劇場版からの新キャラクターとして宮世琉弥や野村周平、浅川梨奈らが参戦。ドラマ版とほぼ変わらないテイストや規模感を劇場版でも保っていることで、既存の作品ファンからも概ね好評。何度もリピートする視聴者が相次いだドラマ版と同様にリピーターが増加すれば、ロングヒットも期待できそうだ。

M.ナイト・シャマランの娘イシャナの監督デビュー作『ザ・ウォッチャーズ』は8位に
M.ナイト・シャマランの娘イシャナの監督デビュー作『ザ・ウォッチャーズ』は8位に[c]2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

そして8位にはスリラー映画の名手M.ナイト・シャマランが製作を務め、彼の実の娘であるイシャナ・ナイト・シャマラン監督が長編デビューを飾った『ザ・ウォッチャーズ』(公開中)がランクイン。『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利監督がメガホンをとり、「孤狼の血」シリーズの柚月裕子の同名小説を杉咲花主演で映画化した『朽ちないサクラ』(公開中)は10位に初登場を果たした。

公開11週目を迎え4位となった『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)は、この週末3日間も動員8万2000人、興収1億1600万円を記録。累計成績では動員1052万人、興収150億円を突破。日本歴代興収ランキングでは『すずめの戸締まり』(22)を上回り、第15位まで浮上している。

杉咲花主演の『朽ちないサクラ』は10位に初登場を果たした
杉咲花主演の『朽ちないサクラ』は10位に初登場を果たした[c]2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(6月21日〜6月23日)
1位『ディア・ファミリー』
2位『九十歳。何がめでたい
3位『バッドボーイズ RIDE OR DIE
4位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
5位「映画『おいハンサム!!』」
6位『帰ってきた あぶない刑事』
7位『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』
8位『ザ・ウォッチャーズ』
9位『劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』
10位『朽ちないサクラ』

今週末は、人気ホラーシリーズの第3弾となる『クワイエット・プレイス:DAY1』(6月28日公開)、「チェンソーマン」の藤本タツキの同名読切漫画を劇場アニメ化した『ルックバック』(6月28日公開)、「それいけ!アンパンマン」の劇場版第35作『映画 それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(6月28日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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