『お隣さんはヒトラー?』公開記念BS10スターチャンネル「戦後も残るナチスの影」特集放送決定
アドルフ・ヒトラーの「南米逃亡説」をモチーフに、実際に起こり得たかもしれない世界線を大胆なアプローチで描いたSTAR CHANNEL MOVIES『お隣さんはヒトラー?』が7月26日(金)より公開される。この公開を記念して、「BS10スターチャンネル」で「戦後も残るナチスの影」特集が放送配信されることが決定した。
ナチスドイツが降伏した第二次世界大戦後も影響を受け続け、人生の岐路に立たされる人々を描いた作品を放送&配信する今回の特集。1本目は、俳優イアン・グレンらが出演するサスペンスアクション『オペレーション・ナポレオンナチスの陰謀』。そのほか、ドイツの少年兵たちとデンマーク人軍曹との心の交流と葛藤を描く実話ドラマ『ヒトラーの忘れもの』(15)と、映画で語られてこなかったナチス幹部の子供たちのその後を描いた実話に基く人間ドラマ『さよなら、アドルフ』(12)の3作品が放送、上映される予定だ。
この放送が日本初上陸となる『オペレーション・ナポレオンナチスの陰謀』は、アイスランドの小説を原作に、戦時下に計画されたナチス絡みの陰謀に現代になって巻き込まれた女性の闘いを描いた作品。主演はアイスランドの人気女優ヴィヴィアン・オラフスドッティル、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョラー・モーモント役などのイアン・グレンが重要な役どころで出演する。さらに、「BS10スターチャンネル」7月の連続企画「2ヵ月連続!大塚明夫吹替特集」としてレジェンド声優、大塚明夫がイアン・グレンを演じた吹替版も放送される予定だ。また、主演のヴィヴィアン・オラフスドッティルを吹き替えるのは水樹奈々。豪華キャスティングの吹替版にも注目したい。
なお、『オペレーション・ナポレオン ナチスの陰謀』は字幕版を7月14日(日)21:00ほか、吹替版を7月19日(金)18時45分に放送。配信は7月14日(日)にスタートする。また、『さよなら、アドルフ』は7月13日(土)23時から、『ヒトラーの忘れもの』は7月12日(金)24時から放送される予定で、こちらは配信は予定されていない。
ナチスの影は戦後の社会にどのような影を落としてきたのだろうか?『お隣さんはヒトラー?』が放送されるこの機会に、ぜひ過去の関連作品を振り返っておきたい。
文/鈴木レイヤ