世界最速公開の『デッドプール&ウルヴァリン』が初登場!待望の“MCU入り”で、アメコミ映画のゲームチェンジャーになれるのか
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』など、今週も新作が続々初登場
現在開催中のパリオリンピックの開会式にも登場し、話題を集めている“ミニオン”が大活躍する『怪盗グルーのミニオン超変身』は、週末3日間で動員38万8000人、興収5億800万円を記録し見事に首位を飾った。
この週末3日間の成績は、動員・興収共に前週比75%。累計成績では動員126万人と興収16億円を突破しており、これは「怪盗グルー」フランチャイズの前作で最終興収44.4億円を記録した『ミニオンズ フィーバー』(20)の同時点での成績をわずかではあるが上回っている。夏休みはまだまだ続くだけに、しばらくの間は上位を賑わせてくれることだろう。
対する『キングダム 大将軍の帰還』は週末3日間で動員36万4000人、興収5億6100万円と、興収では『怪盗グルーのミニオン超変身』を上回ることに成功。こちらは累計動員313万人、興収46億円を突破しており、シリーズ4作連続での興収50億円超えがすぐ目の前まで迫っている。
前週は6タイトルが初登場を果たしトップテンの顔ぶれが激変したが、今週も先に紹介した『デッドプール&ウルヴァリン』を含む5タイトルが初登場。4位にランクインしたのは、「翔んで埼玉」シリーズの武内英樹監督が浜辺美波や赤楚衛二、GACKT、野村萬斎ら豪華キャストを迎え、同名ビジネス小説を実写映画化した『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(公開中)。初日3日間で動員18万4700人、興収2億5300万円という上々のスタートを飾った。
さらに5位には『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』(公開中)と『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』(公開中)の2本立てがランクイン。2007年に放送された人気テレビアニメの新作となる『劇場版モノノ怪 唐傘』(公開中)は7位、世界的人気を誇るキッズアニメの日本初公開エピソードを上映する『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024』(公開中)は10位に初登場を果たした。
以下は、1~10位までのランキング(7月26日〜7月28日)
1位『怪盗グルーのミニオン超変身』
2位『キングダム 大将軍の帰還』
3位『デッドプール&ウルヴァリン』
4位『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
5位『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』
6位『あのコはだぁれ?』
7位『劇場版モノノ怪 唐傘』
8位『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』
9位『ルックバック』
10位『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024』
今週末は、先日アニメ映画の全世界興収新記録を樹立したディズニー&ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)や、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた『ツイスターズ』(8月1日公開)、堀越耕平の人気マンガを原作とした劇場版アニメ第4弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(8月2日公開)、Snow Manのラウールが主演を務める『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)など、注目作が続々公開を迎える。
文/久保田 和馬