9月21日は“バットマンの日”、M・キートン、V・キルマーらが演じた歴代バットマンをハイエンドなスタチューで見比べ!
話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は9月21日の“バットマンの日”に合わせ、プライム1スタジオによるハイエンドなバットマンのアイテムをチェックしていきたい。
ゴージャスなスーツが闇夜に輝くヴァル・キルマー版バットマン
歴代の映画シリーズのバットマンを多数ラインナップしているプライム1スタジオ。「ミュージアムマスターライン バットマン フォーエヴァー バットマン ソナースーツ ナイトカラーエディション」は、『バットマン・フォーエヴァー』(95)のヴァル・キルマー版を全高約95cmで立体化。
最終決戦に挑む際に着用していたソナースーツを立体化しており、映画で観た闇夜に光るようなシルバーブラックのカラーリングがクール。繊細なスプレーテクニックで明暗を塗り分け、暗闇から浮かび上がるような立体感を生みだしている。滑らかなカーブで描かれたフォルム、胸を覆うバットシンボルなど、劇中そのままの仕上がりだ。
ヘッドパーツは2種類あり、ソナー起動状態を再現したものはLEDにより両目の発光ギミックを搭載。さらにソナーバットラングを持つ右手パーツも付属し、音波で敵を捉えるクライマックスバトルの興奮が蘇る、ファン垂涎のアイテムとなっている。
無骨な雰囲気漂うロバート・パティンソン版もカッコいい!
「ミュージアムマスターライン ザ・バットマン バットマン ボーナス版」は、スピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」(9月20日から配信中)も話題の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)のロバート・パティンソン版バットマンを1/3スケールで立体化。
頭部は2種類が付属し、ロバート・パティンソンが演じる“ブルース・ウェイン”の造形は劇中さながらのダークな雰囲気を醸しだし、謎に挑む表情まで見事に再現。バットスーツも部位によって異なる表面の質感、ガントレットやユーティリティベルトといったガジェットのディテールまで丁寧に作り込まれている。
さらに着脱式のグラップリングガン、胸のバットエンブレムなどギミックも満載。LEDライトアップ機能が内蔵された台座は、バットモービルのメカニカルなパーツディテールをアレンジ。随所に作品の無骨な雰囲気が反映されている。
ミリ単位で計算され尽くした精巧すぎるマイケル・キートン版
さらにマイケル・キートンが演じた1989年版のバットマンも「HDミュージアムマスターライン バットマン (1989) バットマン」として全高約106cm、1/2スケールのビッグサイズで立体化されている。ガラス製の義眼で表現した厳しくも憂いを含む眼差し、ミリ単位の調整が施された口元など徹底的に再現された顔は、劇中そのものだ。
スーツも頭からつま先を一直線に結んだかのような直立不動のポージングによって魅力を強調。マスク、肩、胸元まで一体型スーツの重く分厚いゴムの質感や硬質な印象まで、検証を重ねて仕上げられており、ブルースの内なる闇を具現化したかのような見事な仕上がり。着脱可能な本革製のマントをはじめ、手の差し替えもできたりとギミックもうれしいポイントだ。
プライム1スタジオでは2000年代初頭のDCコミックスを象徴する「バットマン:ハッシュ」のバットマンを1/4スケールで立体化した「アルティメットプレミアムマスターライン バットマン:ハッシュ バットマン DX ボーナス版」など、映画版だけでなく多彩なアイテムを扱っている。
またバットマンの日から10月下旬にかけて、プライム1スタジオ新宿ギャラリーショップではDCヒーロー&ヴィランをフィーチャーした新展示も開催。多彩なスタチューをチェックしに、足を運んでみてはいかがだろうか。
文/サンクレイオ翼