森崎ウィンが『モアナと伝説の海2』『ライオン・キング:ムファサ』の楽曲で、ディズニーの原体験を振り返る「観客に夢を見させる音楽」

インタビュー

森崎ウィンが『モアナと伝説の海2』『ライオン・キング:ムファサ』の楽曲で、ディズニーの原体験を振り返る「観客に夢を見させる音楽」

「ディズニーの歌は、カットによって歌い方や表現を細かく変化させるんです」

そんな森崎は『ライオン・キング:ムファサ』への期待が高まる一方で、同じく12月に公開となる『モアナと伝説の海2』の予告編の映像にもすっかり心奪われてしまったようだ。


「予告を観た時に、映像から海の匂いが伝わってきたんです。CGを駆使した映像なんですけど、浜辺に生えている木とか、登場人物が砂浜を歩く時の描写とか、映像から島の空気が伝わってくるんですよね。コンクリートだらけの都会で暮らしている自分からすると、その映像を見ているだけで癒されるんです」。

『モアナと伝説の海2』は前作から3年後を舞台に、“海に選ばれた少女”モアナの新たな冒険を描く。どこかにいる仲間を探し続けているモアナは、人間を憎んで世界を切り裂いた“嵐の神の伝説”を知る。そして、すベての海をつなぐ“導く者”に選ばれたモアナは、再び仲間たちと冒険の旅に出る。モアナの声を担当したのは森崎と共演経験があるミュージカル女優、屋比久知奈。そのほか、尾上松也、小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニンらなど多彩なキャストが歌声を披露する。

予告編で流れた劇中歌「ビヨンド~越えてゆこう~」を聴いた森崎は、「ディズニー・ソングらしい夢を見させてくれる曲」だと大満足。曲を手掛けたのは、グラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞を最年少で受賞したアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。前作『モアナと伝説の海』に引き続き、リン=マニュエル・ミランダと共にサウンドトラックを手掛けたマーク・マンシーナだ。

「『ビヨンド~越えてゆこう~』からは島の開放感が伝わってきます。ディズニーの歌は、カットによって歌い方や表現を細かく変化させるんです。島で歌う時、海の上の船で歌う時は違う。そういう細かいディレクションがしっかり行き届いているんです。自分がミュージカルに出演しているので、そういう演出が気になってしまうんですよね。日本語吹き替えの歌もオリジナルと同じように演出されていてすばらしい。そして、劇中歌だけではなくて劇伴もいいんですよ。『ライオン・キング:ムファサ』ではアフリカの音楽を取り入れていたし、『モアナと伝説の海2』では南の島の音楽を取り入れている。音楽を聴くだけで風景が浮かんでくるんです」。

『モアナと伝説の海2』オリジナル・サウンドトラック
・12月6日(金) デジタル配信/12月13日(金) CD発売
・特設サイトはこちらから

『ライオン・キング:ムファサ』オリジナル・サウンドトラック
・12月20日(金) CD発売/デジタル配信
・特設サイトはこちらから

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