40周年のサザンオールスターズ、ついに本格始動!長瀬・ディーン・一生共演の『空飛ぶタイヤ』主題歌を書き下ろし
6月25日(月)にデビュー40周年を控えたサザンオールスターズの3年ぶりとなる新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」が、6月15日(金)に公開される映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌に決定した。
累計170万部を突破した池井戸潤の小説を映画化した本作は主演に長瀬智也を迎え、共演にディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史ら実力派が集結。「下町ロケット」「半沢直樹」「陸王」など数多くドラマ化されてきた池井戸作品が、満を持して初めて映画化されることで注目の本作。
その注目度を押し上げる主題歌が、サザンオールスターズ待望の新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」だ。2015年に発表されたアルバム『葡萄』以来、約3年ぶりのリリースとなる本楽曲は、社会で闘う人たちを描いた映画の世界観と地続きの、過酷な現代社会を切り抜いた“桑田節”炸裂の痛烈な歌詞と、それをポップスに昇華するサザンの真髄が際立つ書き下ろし楽曲に仕上がった。
物語の発端は、ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長の赤松は車両自体に欠陥があったことに気が付き、製造元である大手自動車会社・ホープ自動車の戦略課課長・沢田に再調査を要求する。同じ頃、ホープ自動車のグループであるホープ銀行の営業部に所属する井崎は、ホープ自動車がリコール隠しを行っていることを発見する…。
物語を彩る骨太な主題歌をオファーするにあたり、松竹の矢島孝プロデューサーは“多面性のあるドラマに乗る曲はサザンオールスターズしかないと思った”と語る。池井戸作品ならではの痛快なエンディングをさらに盛り上げ、映画を離れたところでも、矛盾を感じストレスを抱えながら社会で働く、すべての“闘う戦士たち”への讃歌とも言える楽曲が誕生。映画の公開と同日の6月15日(金)から配信リリースされることも決定しており、それに先駆けて全歌詞がサザンオールスターズ公式サイトで公開されている。
そして、この主題歌をいち早く聴くことが出来る最新予告映像が完成。予告では長瀬、ディーン、高橋らキャスト陣がそれぞれの正義に立ち向かっていく様子を鼓舞するように主題歌が流れる。タイトルでもあり、予告編の最後に力強く響く「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」という歌詞は、「ロックンロール・スーパーマン ~Rock'n Roll Superman~」「明日晴れるかな」「栄光の男」など、グループ活動、ソロ活動の垣根を越え、社会の片隅で闘う人々を描いてきた桑田佳祐からのメッセージであると言えるだろう。