『セッション』の弟子ドラマーが、森林消防隊で地獄の訓練!?「観客は心を動かされると思う」
2013年にアメリカのアリゾナ州で実際に起きた山火事を基に、命懸けで住民たちの救出活動を行った森林消防士たちの活躍を描いた『オンリー・ザ・ブレイブ』(6月22日公開)。本作で“ホットショット”と呼ばれるエリート森林火災消防隊に所属する新人隊員を演じたのは、『セッション』(14)『ビニー/信じる男』(16)の若手実力派マイルズ・テラーだ。彼が本作への想いと撮影の舞台裏を語ったインタビュー映像を独占入手した。
マイルズは、森林消防隊の隊長・マーシュ(ジョシュ・ブローリン)に見出され、薬物中毒な上に窃盗罪で保護観察中という“クズ男”から一転、森林消防士に抜擢されるブレンダン役。落ちこぼれだったブレンダンが厳しい訓練を経て成長していく姿を熱演している。
映像の冒頭では、ブレンダン役に選ばれた時の心境を「参加できることになって興奮したよ。この物語に貢献できて心から誇りに思った」と語るマイルズ。また森林消防士のスキルを身につけるために参加した、ブートキャンプでの思い出について「すごくいい機会だったよ。僕らはこの体験を通して、隊員たちが実際にくぐりぬけてきたものを肌で感じることができたんだ」と、訓練が役づくりにも生かされたことを明かしている。
彼自身、本作で初めてホットショットの存在を知ったというが、「観客は心を動かされると思う。この映画のテーマは家族と兄弟愛だと思うし、僕らはスクリーンの上でそれをうまく再現できた」と出来栄えにも自信を持っている。
圧倒的な迫力の映像と、守るべき人のために危険な状況でも立ち向かっていく熱い男たちのドラマが満載の本作。マイルズたちの奮闘ぶりを、まずはインタビュー映像でチェックしてほしい。
文/トライワークス
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