「この世界の片隅に」主演でブレイク必至の松本穂香「役のイメージを固めたくない」
“あれもそうだったんだ”って言われるぐらい様々な役を演じてみたいです
本作に加え、現在公開中の『恋は雨上がりのように』や、配信ドラマ「SICK'S 恕乃抄」、この夏スタートするドラマ「この世界の片隅に」など注目作への出演が続く松本。時には明るくはっちゃけた女子高生、時には戦時下をたくましく生きる女性と、幅の広い演技力が求められるが、この状況について「いろんな役を演じさせていただけてありがたいです」と語る彼女。
しかし、「例えばテンションの高い女の子を演じる時に、声色を高くしようとするんですけど、自分では高くしてるつもりでも監督から『もっと高く』って言われることが多くて、そういう部分では、難しいなって思います」と、様々な役柄を演じることの難しさも同時に感じているようだ。
最後に今後演じてみたい役を聞いてみると「こういう役のイメージっていう風に決めつけられないで、あれも松本だったんだって言ってもらえるように、いろんな役を経験出来たらうれしいです」とはっきりと答えてくれた松本。役柄を限定せず、チャレンジングなキャラクターにも果敢に挑む彼女の、今後の活躍に期待したい。
取材・文/トライワークス
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