コスプレ“アベンジャーズ”が大集合!? 熱狂的なマーベルファンに直撃!
11月30日から12月2日にかけて幕張メッセで行われた、世界最大級のポップ・カルチャーの祭典「東京コミコン2018」。3年目の開催となった今年は、超豪華海外ゲストの来日も相まって前年比148%という驚異的な来場者数を記録。大盛況のうちに幕を閉じた。
その中でもひときわ目を引いたのが、今年で10周年を迎えたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のキャラクターに扮したコスプレイヤーたち。会期初日の30日にはメインステージで「TOKYO COMIC CON PRESENTS MARVEL FAN ASSEMBLE! STAGE」が開催され、完成度の高いコスプレで会場を沸かせたコスプレイヤーたち。彼らはどの作品をきっかけにマーベルを愛するようになったのか?コミコン会場で見つけた“アベンジャーズ”にマーベル作品の魅力を聞いた。
アントマン
高校時代に『アントマン』(15)を観たことをきっかけに「アントマンになりたい!」と思ったという、こちらのスコット・ラングは「安いコスチュームを買って3年かけてクオリティを高めてきました」と質感や素材、色味などこだわりのポイントを熱弁。さらに「最初は刑務所にいたのに、娘を守るためにヒーローになったのがカッコいい!」とアントマンの魅力を語ってくれた。
スパイダーマン
つづいて見つけたのはこちらの“親愛なる隣人”。「サム・ライミ版の『スパイダーマン』を観たことをきっかけに、どんどんハマっていきました」と語るピーター・パーカーは、MCUに入ってからの『スパイダーマン:ホームカミング』が大のお気に入りだとか。「自分をよく見せようと背伸びをして頑張っているところと、信念を持っているところ」とスパイダーマンの魅力を楽しそうに語ってくれた。
キャプテン・アメリカ
さらに会場内を歩いていると、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースを一気に3人も発見!MCUの記念すべき1作目である『アイアンマン』からハマったという左のスティーブは「キャップの映画を観て、憧れる男の生き方だと思いました」とうっとり。また中央のスティーブはいろいろな映画を観ていくなかで、友人に勧められたことをきっかけにMCUにハマったとのこと。
そして右のスティーブは元々スーツアクターをやっていたそうで「『ファースト・アベンジャー』の時と比べて器械体操が上達していて、ものすごく練習したんだろうなとハッキリわかったので『ウィンター・ソルジャー』が一番好きですね」と、独自の視点でキャップの魅力を語ってくれた。
「MARVEL」ロゴ
コミコン会場の中央で大盛況をみせていたホットトイズのブース近くで、MCU作品はもちろんのことマーベル映画すべてに欠かすことのできない重要なキャラ(?)を発見。「スタン・リーのモニュメントの前でいの一番に黙祷を捧げてきました」と、11月に亡くなったマーベル名誉会長への強い敬意を表明するなど、見た目に違わないマーベル愛を語ってくれた。ちなみにそんなマーベルロゴのお気に入りキャラクターは「アイアンマン」シリーズのウォーマシンとのことだ。
スター・ロード
今年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でMCU入りを果たした「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスター・ロードに扮したこちらの女性。「スター・ロードが本当に大好きで、使われてる音楽もノリが良くて、観ても聴いても楽しい映画!」とその魅力を熱く語る。隣にいるガモーラとの関係は、なんと母娘とのこと。「実は今日が初コスプレなんです。親子で大ハマりして、いろんな世代の人に愛される作品だなと思います」。
また、はるばる愛知県から東京コミコンに毎年参加しているという彼女は「年々大きくなっているイベント」と嬉しそうに語る。2019年には『キャプテン・マーベル』(2019年3月22日公開)を皮切りに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日日米同時公開)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年7月公開)と相次いで新作が公開。世代も性別も超えてますます加熱していくMCU作品から、今後も目が離せなくなりそうだ!
取材・文/久保田 和馬
19年1月9日(水)発売 ¥4,200+税
ウォルト・ディズニー・ジャパン