蒼井優、竹内結子ら超豪華キャストが『湯を沸かすほどの熱い愛』監督最新作に集結!
第40回日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、14の映画賞で34部門を受賞するなど高い評価を集めた『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)の中野量太監督待望の最新作『長いお別れ』が5月より公開される。このたび本作に蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努が出演していることが明らかになった。
『小さいおうち』(14)の原作者として知られる直木賞作家・中島京子の同名小説を映画化した本作は、70歳の誕生日を迎えた厳格な父・昇平が認知症になったということを知り、日に日に記憶を失っていく昇平に戸惑いながらも向き合い、自分自身を見つめ直していく家族の物語。
夢も恋愛もうまくいかず思い悩む次女・芙美役を演じるのは『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、その年の主演女優賞を総なめした蒼井優。また、夫の転勤で息子とアメリカに移り住んだ長女・麻里役には、これまで日本アカデミー賞を4度受賞し現在放送中のドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で主演を務めている竹内結子。
そして一家の母親・曜子役には、吉永小百合や和泉雅子と共に“日活三人娘”として一世を風靡し60年代から数多くの作品に出演してきた大女優・松原智恵子。認知症を患う父・昇平役を演じるのは、巨匠・黒澤明監督や伊丹十三監督の作品で卓抜した演技を見せ、2000年には紫綬勲章、07年には旭日小綬章を受賞した名優・山崎努。
このたびキャスト情報解禁とあわせてティザービジュアルと15秒特報映像が到着。劇中の印象的なシーンである遊園地のメリーゴランド前で記念写真のように撮られたビジュアルに写る一家の表情からは、あたたかな眼差しを持った物語が展開していることが垣間見え、また特報映像では思わずくすっと笑ってしまうようなユーモラスなやりとりが映し出されている。
日本映画界を代表する実力派俳優たちと、国際的な評価も高い気鋭監督との豪華タッグでどのような感動作が生まれるのか期待はふくらむばかり。今後本作から届けられる続報に、大いに注目したい。