小西遼生『牙狼3D』の魅力を語る!「ウォーって僕の気持ちも飛び出しました」

インタビュー

小西遼生『牙狼3D』の魅力を語る!「ウォーって僕の気持ちも飛び出しました」

雨宮慶太監督が全編フルデジタル3Dで描いた映画『牙狼 GARO RED REQUIEM』(10月30日公開)。常に冷静沈着な孤高の魔戒騎士である主人公・冴島鋼牙をテレビシリーズから引き続き小西遼生が演じている。今回の映画版ではヒロイン烈花役に18歳の松山メアリを迎え、津田寛治ほかベテラン俳優陣が脇を固めている。舞台でも活躍中の小西が、初主演3D作品となる本作への意気込みや共演者への思いを語った。

――映画が3Dになると聞いた時の感想を聞かせてください

「ウォーって僕の気持ちも飛び出しました(笑)。まさに日本で『アバター』(09)をはじめ、3Dが流行り出したところだったので、ウォーって僕の気持も飛び出しましたよ(笑)。『牙狼』という作品に3Dがすごく合うんじゃないかと思いました。それはすごい楽しい試みだと」

――3D撮影で辛かったこと、楽しかったことはなんでしょうか?

「基本的に面白かったです。今、3Dというコンテンツに挑戦させてもらえるのは、日本の役者の中でも、そう何人もいないので、そういうものに初めて挑戦させてもらえるのはすごく嬉しかったです。3Dだと撮り方がテレビシリーズの時と違って、長回しも多いし、角度も制限されたんですが、今までと違うところを監督たちと話し合いながらやれたので、そういう挑戦はすごく楽しかったです」

――映画で気に入ってるシーンとその理由は?

「気に入っているシーンが、映画の鍵になるシーンなので、言えないんですよ(笑)。今回はテレビシリーズの鋼牙みたいに、映画の中で成長していく姿をみせるのが烈花(松山メアリ)なので、烈花のシーンっていうのはすごく見ていて楽しかったです。あと、津田寛治さんが本当に良いんですよ。最高だった!」

――魔鏡ホラーが現れたら、小西さんはどうしますか?

「割る(笑)。しゃべる前に割る(笑)」

――GAROとコラボしたら面白いだろうなというヒーローはいますか?

「バットマンですね。ダークヒーロー対決で。バットマンはすごくオマージュされてるというか、テイストが入っているので。格好良さは負けてないと思うんです。黄金の造形は日本らしさもあって、外国でも負けないインパクトがありますよね」

――俳優として今後チャレンジしたいジャンルはありますか?

「いっぱいあります。自分の年齢に沿って俳優として成長していきたいなと思っているんですね。今でいうと、やっぱり若い役をたくさん経験してみたいというのがあって、20代なので20代の役をやりたいです。特に最近は舞台を多くやらせていただいてるので、シェイクスピアのハムレットで若きハムレットをやりたいです」

――目標としてる俳優さんはいますか?

「共演したことはないですが、好きな俳優は佐藤浩市さんです。すごく人間臭い感じだけど格好良いし、色気もあるし、あんな風になりたいと思っています」

クールで寡黙な役柄と、気さくな個性のギャップがより小西遼生本人の魅力を引き立てている。是非とも劇場で飛び出してくる冴島鋼牙=小西遼生の魅力にしびれてもらいたい。【MovieWalker】

■2011 Official Calendder his 発売イベント実施
日時:10月24日(日) 16:00開始 
場所:福家書店新宿サブナード店
※イベントについては福家書店公式サイトより http://www.fukuya-shoten.jp/event/
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