精神科病棟で起こった事件の真実に驚愕…『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』に実力派俳優陣が参戦
精神科医で作家の帚木蓬生が山本周五郎賞を受賞した累計発行部数85万部のベストセラー同名小説を映画化した『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』が11月1日(金)から公開される。『愛を乞うひと』(98)や『必死剣鳥刺し』(10)の平山秀幸監督が脚本を執筆しメガホンをとった本作に、発表済の笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈に加えて小林聡美、渋川清彦、坂東龍汰、高橋和也、木野花の5人が共演することが発表された。
長野県のとある精神科病院には、母親と嫁を殺した罪で死刑を宣告された梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)や、幻聴により暴れだすようになり妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野剛)、不登校が原因で通院してくる女子高生の由紀(小松菜奈)など、それぞれの過去を背負った患者たちがいる。彼らは逆境のなかでも懸命に生きようとしていたが、ある日秀丸が殺人事件を起こしてしまう…。
このたび、10年ぶりに映画で主演を務める鶴瓶らと共演が発表されたのは、患者たちを優しくも厳しい態度で常に見守る看護師長の井波役として女優歴41年を誇るベテランの小林聡美。衝動的に暴力を振るい、周囲から煙たがられている患者の重宗役に2018年の映画出演が14本を数えた個性派俳優の渋川清彦。話すのが不自由な一方でカメラを得意とし、チュウさんをしたう健気な患者の昭八役に坂東龍汰。たび重なる事件にも冷静に対応する医師の大谷役に幅広い演技で存在感を魅せる高橋和也。おりおり家族のもとへ外泊することで羨望の眼差しを向けられる患者のサナエ役に木野花。5人の個性派キャストが集結し、本作をさらに味わい深くする。
それぞれの背景を持ちながらも心通わせていた仲間たちに、いったいなにが起きたのか…。その驚きの真実に注目したい。
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