映画の歴史を変えた“革命”から20年…『マトリックス』4D上映が決定!

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映画の歴史を変えた“革命”から20年…『マトリックス』4D上映が決定!

それまで誰も観たことがない新感覚の映像体験が大きな話題を呼び、全世界興行収入500億円超えの大ヒット。日本でも興行収入87億円を記録するなど社会現象を巻き起こしたSFアクション超大作『マトリックス』(99)が、製作20周年を記念して、4Dで上映されることが決定した。

スタイリッシュなサスペンス映画『バウンド』(96)で高い評価を獲得したウォシャウスキー兄弟(現・姉妹)が手がけた本作は、天才ハッカーの“ネオ”ことトーマス・アンダーソンが、ある日受け取ったメッセージによって謎の美女トリニティと伝説の男モーフィアスに出会い、いま生きている世界が現実ではなくコンピュータに支配された仮想現実であると告げられたことから幕を開ける壮大な物語。

2003年には続編となる『マトリックス:リローデッド』と『マトリックス:レボリューションズ』が立て続けに公開されいずれも大ヒットを記録。ワイヤーアクションやバレットタイムなどを駆使したかつてないVFXの数々は“映像革命”と呼ばれ、その後のSF映画、アクション映画に絶大な影響をもたらした。

このたび発表されたシリーズ第1作の上映決定に合わせて、日本公開からちょうど20年を迎える9月11日(水)に「マトリックス」トリロジーの4K ULTRA HDブルーレイが発売されることも決定。それぞれ日本語吹替音声が追加収録され、4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスターブルーレイの3枚組仕様となっている。

20年前に映画館で度肝を抜かれた人もそうでない人も、この機会に臨場感あふれる最新鋭の上映システムでマトリックスの世界に思う存分没入してみてはいかがだろうか。『マトリックス』4Dは、9月6日(金)から2週間限定上映される。

文/久保田 和馬

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