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アネット・ベニング、共演者に熟年離婚の危機を救われる

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アネット・ベニング、共演者に熟年離婚の危機を救われる

『キッズ・オールライト』(4月29日公開)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているアネット・ベニングは、同作でレズビアンカップルを演じたジュリアン・ムーアに夫婦の危機を救われたらしい。

52歳のアネットは、1992年に『バグジー』(91)で共演したウォーレン・ベイティと二度目の結婚をして4人の子供をもうけており、以来、おしどり夫婦として知られていた。しかし、『俺たちに明日はない』(67)などで一世を風靡したプレーボーイで知られている73歳のベイティは、ここ10年間ほどキャリアに恵まれず、アネットはそのプレッシャーと、娘のキャスリンが性転換を希望しているというショッキングな告白をしたことから、ふたりの結婚生活には危機が訪れていたという。

関係者がナショナル・エンクワイラー紙に語ったところによれば、「ジュリアンは、アネットに愛と献身があれば、ウォーレンとの嵐のような結婚生活も乗り越えていけることを思い出させたのです。ジュリアンは、7月9日に公開された『キッズ・オーライト』のプレミアイベントの前まで、ベイティ家と多くの時間を費やし、ベイティ家のセラピストのような役割を果たしていました。アネットが仕事で忙しくしていてウォーレンが一人の時は、代わりにジュリアンがウォーレンと一緒にいたこともあるくらい」だそう。

同作でゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門の主演女優賞を受賞したアネットが、同じく同賞にノミネートされていたジュリアンに抱きつき、受賞スピーチで敬意を表したことや、同スピーチで夫ウォーレンを大げさに称えていたことは、とても納得がいく話だ。

アネットは、『アメリカン・ビューティー』(99)と『華麗なる恋の舞台で』(04)でアカデミー主演女優賞にノミネートされるも、どちらもヒラリー・スワンクにその座を奪われるという憂き目にあっているが、受賞者の離婚率の高さを考えるとベイティと離婚しないで済んだのは同賞を受賞しなかったおかげかも? 今年も主役の座を『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンに奪われる可能性が高いが、結婚生活を維持するためにはその方が良いのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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