最旬女優エル・ファニングのスイートルックにくぎづけ!
まだ21歳でハリウッドを代表するファッショニスタになってしまった感があるエル・ファニング。理由は、彼女のファッション哲学である「なんでも自由に着て楽しむこと」という奔放さが、既存のイメージを打ち破りたいハイブランドの目に止まったから。
すでに、マーク BY マーク ジェイコブスや、老舗ティファニーのキャンペーン・モデルを務め、18年の秋冬ミラノ・コレクションでは自身もお気に入りのミュウミュウのショーでランウェイ・デビュー。その際、「ネオン・デーモン」で共演したトップモデル、アビー・リー・カーショウからキャットウォークの極意を伝授されたとか。
でも、もちろんエルはプロのモデルではない。まだあどけなさが残る体型もなんのその。持って生まれたドール系のルックと抜群の目力を武器に、服に自分を投影できる早熟の表現者=女優なのだ。
レッドカーペットでは時々背伸びしてディオールのクチュールで往年のハリウッド女優を気取ってみたり、グッチのシルクガウンを選んだりしているが、多いのはやっぱりミュウミュウの花柄ドレス。プライベートでも花柄のワンピがお好みで、テイストは断然60~70年代。本人は「いまよりずっと自由な時代だったから」と説明している。ホントにブレてない。
文=清藤秀人【月刊シネコンウォーカー編集部】
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