エマ・ワトソン、エコ志向なのにCO2排出量がセレブトップ10入り!
かねてから、ファッション、コスメなど多岐にわたりエコ志向を明らかにしているエマ・ワトソンが、有名人のなかで最もCO2の排出量が多いセレブの10位に選ばれたことがわかった。
地球の温暖化が叫ばれる現代、欧州のなかでも地球の温暖化に対する意識が高いと言われているスウェーデンでは、「飛ぶのは恥」を意味する新語「フライトシェイム」まで登場し、欧州中で飛行機に乗らない風潮が拡大中。エマは過去にも、エコを叫びながら飛行機で世界中を移動していることが、偽善として非難の的になっていた。
今回の結果はスウェーデンの調査会社が、2017年のセレブたちのSNSなどを基に算出した飛行機の利用回数から、CO2の排出量を算出したもので、1位はビル・ゲイツ、2位はパリス・ヒルトン、3位はジェニファー・ロペス、4位はオプラ・ウィンフリー 、5位はマーク・ザッカーバーグなど、そうそうたるメンバーが名を連ねているが、10位のエマは、イギリス人で唯一のトップ10入りとなった。
これについてエマの広報は、プライベートジェット連発でひんしゅくを買ったメーガン妃についてエルトン・ジョンが発言したケースと同様に、「カーボン・オフセット(自分が排出した二酸化炭素を別の場所で吸収して排出量を相殺する活動)を行っている」と強調している。しかし、UN Womenの親善大使を務めているエマは、貧困や不平等、ジェンダーフリーだけではなく、気候変動問題の解決を訴える活動をしているとあって、改めて矛盾を指摘されるのは仕方がないことだろう。
NY在住/JUNKO
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