佐藤健演じる剣心の妻・雪代巴役に有村架純が決定!『るろうに剣心 最終章』巴姿のビジュアル到着
<スタッフ・キャストコメント>
●有村架純(雪代巴役)
「プロデューサーの方から『このエピソードは巴がいないと成り立たない作品だ』と言っていただきました。1作目から原作ファンの方や映画ファンの方からすごく大切にされている作品ですし、健さんやキャストの方、監督やスタッフのみなさんが大切に作られている作品ですので、嬉しい思いもありましたが、同時に大きなプレッシャーも感じました。佐藤さんと撮影現場でお話した際に、『本当に大切に思っている作品で、7年前の“るろうに剣心”のはじまりの役づくりは巴からスタートしている』とお話されていて、7年間ずっと巴がベースにあって、いまの剣心が出来ているという、その言葉の重みを深く受け止めました。どれだけ“るろうに剣心”を愛しているのかというのはひしひしと隣にいて感じました。アクションにしてもお芝居にしても、ご自身のなかで表現したいものが見えているからこそできることがたくさんあって、それを間近で拝見していると本当に尊敬しますし、改めてすごい役者さんだなと思いました」
●佐藤健(緋村剣心役)
「剣心の頬の十字傷は悲しみの象徴であり、この傷が残り続ける限り、剣心は悲しいんです。巴との出会いを経て、その十字傷に殺さずを誓った剣心は、市井の人々の平和を守るため流浪の旅をはじめます。これまでのるろうに剣心シリーズ3作は、そのような過去を経て流浪人になった剣心の、新たな冒険の物語でした。つまり、それらすべてを演じた僕のなかには、雪代巴という1人の女性が内包されていました。パート1の撮影初日、鳥羽伏見の戦いで新時代の来訪を悟った時、志々雄真実が目の前で自らの愛する女性を斬殺したとき、僕は剣心としての自分を見つめ直そうとするたびに、巴を想い、深呼吸をして本番に臨みました。『The Beginning』の撮影初日、僕のなかに7年間内包されていたものが、突如実体を持って目の前に現れました。巴としてはじめてお会いするはずの有村さんに、どうしようもない懐かしさを感じました。それからの撮影の日々は、辛く悲しくありながらも夢のようで、いま思い返しても、あんなにも美しく、そして儚い時間を過ごした経験はありません。そして剣心と同じく、巴に深く愛情を持つ男、雪代縁。『The Final』のクライマックスで縁との決闘を終え、彼と向き合い新田さんの目を見たときに、僕はこのるろうに剣心という物語の終幕を受け入れることができました。このシリーズに自分のすべてを捧げることができたと思っています。無事にこの映画が完成し、公開されることを願うとともに、支えてくださったすべてのみなさま、ともに闘った仲間たちに心から感謝します」
●大友啓史監督
「2020年、オリンピックイヤーに日本映画に新たな歴史を刻む本作にぜひ、ご注目ください!」
文/編集部