英国コメディコンビの未公開作から司法の穴を突く骨太なドキュメンタリーまで、4月前半のNetflix注目作をチェック!
おウチで“好きな時に好きなデバイスで観られる”動画配信(VOD)サービスNetflix。映画やドラマ、ドキュメンタリーまで、オリジナルコンテンツを多数そろえた豊富なラインナップの中から、4月前半に配信スタートとなる注目作をご紹介!
英国人気俳優コンビの日本未公開作など、コメディ好きなら観逃し厳禁作品が集結!
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)などで知られるサイモン・ペッグ&ニック・フロストの名コンビによる制作会社Stolen Pictureが手掛け、彼らが出演も果たしている2018年の未公開コメディ『スローターハウス・ルールズ』が1日(水)についに日本上陸!
サイモン・ペッグ主演の『変態小説家』(12)を手掛け、ロックバンド“クーラ・シェイカー”のメンバーとしても有名なクリスピアン・ミルズが監督を務める本作は、エリート学園を舞台としたホラーコメディ。学校の近辺で行われた工事が原因で謎の穴ができ、そこから得体の知れない恐怖が解き放たれてしまい…という物語だ。コメディを得意とする名コンビが手掛けた作品は、コメディファンならマストチェック!
3日(金)には、『ハングオーバー』シリーズのエド・ヘルムズが主演のコメディ『コフィー&カリーム』が配信開始となる。デトロイトの警官コフィーは恋人の息子カリームの反抗的な態度に悩まされ流日々を送るが、カリームと共に凶悪事件の現場に出くわし、その裏の陰謀を追うことに…。凸凹コンビの活躍には笑わされること間違いなし!
また人気コメディドラマ「マスター・オブ・ゼロ」のクリエイター、アラン・ヤンが台湾からNYにやってきた工場労働者を描くヒューマンドラマ『タイガーテール -ある家族の記憶-』(10日配信)や妹の結婚式に出席した主人公が元カノや憧れの女性と再会して巻き起こる騒動を描くロマンティックコメディ『ラブ、ウェディング、リピート』(10日配信)、ビール作りの天才兄弟の姿を描いたコメディドラマ「ビール・メーカー・ブラザーズ」(10日配信)など、コメディファンにオススメのコンテンツが勢ぞろいとなっている。
司法制度を問う、観応え抜群なドキュメンタリーも!
頭を空っぽにして笑えるコンテンツが充実している一方で、考えさせるようなドキュメンタリーも登場。1日配信の「化学者の麻薬スキャンダル」は、薬物の分析を担当する化学者が自らが薬物を使用していたという衝撃的な犯罪に迫るオリジナルシリーズ。この分析医の薬物依存が、何千もの受刑者の判決にも影響を及ぼしたということに切り込んでいき、司法制度を問い直す内容となっている。
15日(水)からは冤罪にかんするドキュメンタリーシリーズ「イノセンスファイル」がスタート。冤罪を晴らすための支援を行う組織"イノセンス・プロジェクト"に迫り、不当な有罪判決を受けた人々と犯罪被害者の姿を通して刑事司法制度の欠陥が浮き彫りにされていく。
これら以外には、「ペーパー・ハウス」(3日配信)や「パーフェクト・スイーツ」(1日配信)といった人気シリーズの新シーズンもスタート。外出がはばかられる時だからこそ、Netflixで自宅ライフを少しでも充実したものにしてほしい!
文/トライワークス