批評家が選ぶ、ホアキン・フェニックス出演作ランキング!『ジョーカー』だけじゃない“フレッシュ”10選
早逝した名優リヴァー・フェニックスの弟として注目され、90年代後半頃から演技派俳優としての地位を確立してきたホアキン・フェニックス。大ヒットを記録し、社会現象すら巻き起こした『ジョーカー』(19)でついにアカデミー賞俳優の仲間入りを果たした彼の出演作を観ると、その類稀なる演技力に幾度となく驚嘆させられることだろう。本稿では、ホアキンの出演作のなかから映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家の評価が高く、また日本国内の各動画配信サービスで視聴可能な10作品を一挙に紹介したい。
「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されるように。映画館に掲示されたポスターに堂々と輝くトマトのマークを見たことがある方も多いだろう。
それでは、ホアキン・フェニックス出演映画のフレッシュな作品10傑を挙げてみよう。
95%フレッシュ『her 世界でひとつの彼女』(13)
91%フレッシュ『バックマン家の人々』(89)
89%フレッシュ『ビューティフル・デイ』(17)
87%フレッシュ『ゴールデン・リバー』(18)
86%フレッシュ『エヴァの告白』(13)
85%フレッシュ『ザ・マスター』(12)
83%フレッシュ『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05)
82%フレッシュ『トゥー・ラバーズ』(08)
76%フレッシュ『ドント・ウォーリー』(18)
76%フレッシュ『グラディエーター』(00)
作品情報へ