レティシア王妃、赤十字社の現場を訪問し自身もボランティア!
新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンが、地域によって段階的に解除されつつあるスペインで、自宅からのリモートだけでなく、外での公務に復帰したスペインのレティシア王妃が、今度はマドリッドにあるスペイン赤十字社を訪問した。
4月27日と5月7日には、ソーシャルディスタンスを保って、夫のフェリペ6世国王と共に、公の場での公務を果たしたレティシア王妃だが、「Teller Report」などによれば、今回は赤十字社に出向いて、パンデミックの約2か月前に健康、教育、雇用、高齢者のアシストなどさまざまな分野で人々をサポートするために立ち上げられ、4万人のボランティアを動員した「Red Cross Respond program」の主旨について説明を受け、実際に現場で物資を運んだり、サポートを受けた人々と電話で直接話をするなど、ボランティアに交じって約2時間の時を過ごしたという。
ロックダウン後は、ほぼストレートヘアで白髪も染めず、ヒューゴ・ボスを中心とした徹底したダークカラーのジャケットやスーツで公務にあたっているレティシア王妃は、この日は動きやすいようにかジャケットとパンプスは避け、ミニマルなメイクにイヤリング、白黒のニットのトップスに黒いパンツとローファーという装い。これまでと同様に、マスクと黒い革の手袋は着用しているが、約2メートルのソーシャルディスタンスを保てない状況下の現場で働く人々に寄り添ったことから、「ばっちりメイクで高価な服を着て、最前線で働く人々の功績を自宅からリモートで称える人たちと違って、実際に現場に出て、直接人に会って働くレティシア王妃は素晴らしい」と、スペイン王室公式Twitterなどには絶賛のコメントが寄せられている。
NY在住/JUNKO
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