ブルース・リーの師匠イップ・マンが今年は来る!

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ブルース・リーの師匠イップ・マンが今年は来る!

伝説のカンフースター、ブルース・リーの唯一の師匠で、彼がいなかったら現在も次々と製作されているカンフー映画はなかったのではないか?とまで言われる実在のカンフースター、イップ・マン。ドニー・イェンがイップ・マンを演じ、好評を呼んだ『イップ・マン 序章』(11)、『イップ・マン 葉問』(11)。1930年代の全盛期のその姿を描いたのが前述した2作だが、それより以前のイップ・マンを描くのが、3月17日(土)公開の『イップ・マン 誕生』だ。

本作では彼がなぜ詠春拳を学ぶようになったのか、そして、厳しい修行の過程で出会う人々との物語が描かれる。演じるのは、イップ・マン同様に詠春拳を習得していたというデニス・トー。本作への出演をきっかけに、ジャッキー・チェンが監督・主演した『1911』(11)にも出演。ドニー・イェンに次ぐ新世代のアクションスターと呼ばれている。劇中ではジャッキー・チェンと関わりの深い、サモ・ハン・キンポーやユン・ピョウなども登場し、現代のカンフー映画としては贅沢極まりない豪華キャストが実現した。

“今年、イップ・マンが来る!”と言ったのは、実はもう一本、ウォン・カーウァイ監督が初めてカンフーものに挑む『グランドマスター(仮題)』(年内公開予定)が控えているからだ。こちらはトニー・レオンがイップ・マンに扮している。カンフー映画好きなら絶対外せない両作、是非とも劇場で楽しんでもらいたい。【トライワークス】

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