ジョージ・クルーニー「ゲイと思われてもかまわない」

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ジョージ・クルーニー「ゲイと思われてもかまわない」

なかなか結婚しない男、ジョージ・クルーニーにはこれまで何度となくゲイ説が浮上しているが、本人は至ってクールで、「別にかまわないよ」とコメントしている。

結婚暦もあり、常に新しい恋人がいるジョージは、現在はステイシー・キーブラーと順調な交際を続けている。それにも関わらず、男性から絶大な人気があるうえに、同性愛者どうしの結婚をサポートしていることもあってか、ここのところゲイ説が流れているらしい。

しかし、ジョージは否定も肯定もせずに笑いながら、「プライベートなことだから別に何も言うことはないけれど、今すごく幸せだし、誰かが僕がゲイだと思ったところで、誰も傷つくわけじゃないから、別にそう思わせておけば良いんじゃない」と、同性愛者向け雑誌The Advocateに対して語ったと、ピープル誌が報じている。

ジョージが同性愛者の結婚をサポートしている理由は、「人間の最低限の権利だと思っているからなんだ。過去に、たとえば黒人は軍に入れるべきではないとか、白人と黒人が結婚するべきではないといった間違った歴史があったように、いつか同性愛結婚の権利について争うことが、時代遅れになる時代がやってくると信じている」という強い信念があってのことだそう。

ジョージはゲイ役を演じることについても、「良い脚本があったら是非演じたいね」と語っており、第84回アカデミー主演男優賞にノミネートされた『ファミリー・ツリー』(5月18日公開)で、私生活からは想像できないような最もセクシーじゃないジョージを見せてくれたように、ゲイ役で新境地を見せてくれる日が待ち遠しい。【NY在住/JUNKO】

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