3.11、声優の井上和彦率いる声援団がチャリティーイベントを開催!
東日本大震災から丸1年を迎えた3月11日、声援団が原宿アストロホールで震災復興チャリティイベント「Don't Forget 311 声援団 笑顔を届けたい」を行なった。
声援団とは、声優の井上和彦を団長に結成されたユニット。震災直後から活動を開始し、この1年間、チャリティーイベント、募金活動、被災地訪問など積極的な活動を続けてきた。その集大成ともいえる今回のイベントは、声援団初参加メンバーも含め総勢17名。井上和彦、水島裕、かないみか、神奈延年、檜山修之、平田広明、勝杏里、堀江一眞、甲斐田裕子、鈴木真仁、遠藤正明、凜、亜久里夏代、まっさ(ピンクさつまいも)、切通和孝、ショッカーO野、小金丸大和、さらに昼の部では置鮎龍太郎もゲスト参加するなど、そうそうたる顔ぶれがそろった。
イベントは、歌あり、朗読あり。声援団のテーマ曲である「君に送る応援歌」で幕を開け、声優チームによるオーディオドラマのコーナーや、歌手チームによるソロコーナーなど盛りだくさん。オーディオドラマは、池田真一「小さな奇跡」からの作品を、声優チームが入れ替わり、立ち替わりで朗読。かないみか&檜山修之、甲斐田裕子&神奈延年、水島裕&井上和彦などなど、スペシャルユニット目白押しで、時に笑わせ、時にしんみりさせつつ観客を魅了した。そして、会場を盛り上げまくったのは、声援団初参加の遠藤正明。あの「勇者王ガオガイガー」の曲を檜山修之と共に熱唱した。実は彼は宮城県石巻市出身。甚大な被害を受けた故郷のために何かできることをと、今回のイベント参加を決めたという。ステージでは、石巻のご当地ヒーロー海斗のテーマ曲、「不滅のヒーローSEA JETTER KAITO」も披露してくれた。
途中、井上団長から声援団のこれまでの活動や、訪問した被災地の実情などが報告され、まだまだ支援が必要なこと、これからも声援団は活動を続けていくといった決意が語られた。そして、昼の部では地震発生時の14時46分、夜の部では開演時に、会場全員で黙祷が捧げられた。
イベント後半は出演者全員によるライブ。井上和彦・神奈延年・勝杏里によるギターチームが気合の演奏を繰り広げつつ、歌は苦手という平田広明も気合いのボーカルを披露。声援団ライブではお馴染みの曲の数々を、出演者全員が楽しみながら、息もぴったりに歌い上げた。終演後は、声援団のオリジナルグッズの販売、握手会も。グッズの収益金は全額が義援金に充てられ、迅速に被災地へ届けられるという。詳細は、このイベントのオフィシャルブログ「笑顔を届け隊」で随時報告される予定だ。【Movie Walker】
※今後の声援団の活動は以下の通り。
5月12日(土) 高松市アルファあなぶきホール
5月13日(日) 岡山市民会館
6月3日(日) 大田区産業プラザ(PiO)
6月10日(日) QVCマリンフィールド