『オズ』ワールドプレミアでジェームズ・フランコが気球に乗って登場!
ライマン・フランク・ボームによる不朽の名作「オズの魔法使い」の前日談を完全映画化した『オズ はじまりの戦い』が3月8日(金)に公開される。本作は『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督と、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のスタッフが偉大なる魔法使いオズの誕生を描いたアクションファンタジーだ。小さなサーカス団で働くペテン魔術師のオスカー・ディグズ(後のオズ)をジェームズ・フランコが演じ、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニスが3人の美しい魔女を演じている。そんな本作のワールドプレミアが、現地時間2月13日にロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで開催された。
主役オズ役のジェームズ・フランコをはじめ、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニス、サム・ライミ監督などが登壇。ジェームズ・フランコは本編さながらに、気球に乗って登場し、大いに盛り上がった。会場には“オズの魔法使い”でもおなじみの黄色の煉瓦の道を意識したカーペットが敷かれ、キャストたちがカーペットを歩きながら、ファンの声援やメディアの取材に応えていた。
会場には世界20ヶ国からテレビカメラ50台、スチールカメラ80人など計300人のメディアが集結。500人以上のファンが見守る華やかなプレミアイベントとなった。アーノルド・シュワルツェネッガーなど、数多くのセレブも集った会場で、一際注目を集めていたのが陶器の少女の声を担当したアメリカの天才子役ジョーイ・キングだ。レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ、ミラ・クニスという豪華女優陣に負けない愛くるしい姿で、会場中を魅了した彼女は、日本に向けて「日本の皆さん、こんにちは!ジョーイ・キングです!とてもスイートでおちゃめな陶器の少女を演じるのはとても楽しかったわ!今回は、声だけでなく、私の顔を撮影して、私の顔の表情を陶器の少女に合成するという方法をとったの。そういう新しい技術を使って映画を作るのはとても格好良いことだと思ったし、とにかく驚きだったわ。この映画に出られることが決まった時は、とにかく嬉しくて飛び回るくらいだった!嬉しさのあまり、叫んで泣いて大変だったのよ!日本には美味しいものがたくさんあるし、面白いところもたくさんあるって聞いてるから、いつか必ず行ってみたいわ!」と可愛らしいコメントを寄せてくれた。
2月20日(水)に六本木で開催されるジャパンプレミアのために来日するジェームズ・フランコは、「日本の皆さん、こんにちは!日本で会えるのを楽しみにしているよ!この作品はとにかく長い撮影期間で大変だったけど、楽しい撮影だったよ。こういった歴史に残る大作に出演できてとても光栄だったけど、実は一方では少しプレッシャーも感じていたんだ。でも、いざ撮影に突入すると、批判的な考えがあるかもしれないなんて気にならなくなるよね。ただそこで最善を尽くすだけだからね。サムや他の役者と一緒に仕事を始めるたらとにかく良いものを作ろうという思いだけだったよ」と、日本のファンに熱いメッセージを贈ってくれた。
また同じく来日予定のレイチェル・ワイズも「日本の皆さん、こんにちは!来週、お会いしましょうね!映画の中ではグリーンの衣装を着ているけど、今日はグリーンはあえて着たくなかったの。映画のキャラクターとは別の人物でありたいと思っているから。エヴァノラは私にとって、とても新鮮なキャラクターだったし、自分なりに考えて演じたわ。監督はとにかく素晴らしくて、可愛らしいのよ!」と本作をアピール、サム・ライミ監督も「今日は来てくれてありがとう!この映画でミシェル・ウィリアムズが演じるグリンダという魔女がいるんだけど、彼女は見た瞬間に善良な魔女だとわかると思うよ。観客もすぐにわかると思う。隠すことができない要素だからね。演じるミシェルはとても美しい形でそれを表現してくれた。それからレイチェル・ワイズが演じる魔女だけど、最初は彼女がどんな魔女かってことはわからないんだ。エメラルド・シティを支配する魔女として、とても優しくて力を持った女性として現れるけど、その本当の姿は映画を見た人だけのお楽しみだよ」と語ってくれた。【Movie Walker】