予算8万円の映画作りを大公開!?キッチュで悪趣味な珍作が進撃開始!

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予算8万円の映画作りを大公開!?キッチュで悪趣味な珍作が進撃開始!

湯水のごとく製作費が投入された大作映画が話題を集める一方で、その対極にある超低予算映画も独自の進化をとげていた! 日本円にしてたった8万円で制作され、オリジナル予告編がYouTubeで50万回以上も視聴されたという『マンボーグ』(12月21日公開)が、ついに日本上陸。その予告編と本作の異常なメイキング風景を収めた写真をお届けしたい。

『マンボーグ』はカナダのインディーズ映像製作集団“アストロン6”が手がけたSFバトルアクション。1980年代のVHS全盛期に勃興したジャンル映画のテイストをそのままに、エンタテインメント要素がミックスされた怪作だ。メイキング写真は、クロマキー合成とストップモーションアニメーションにこだわった“手作りSF”が生まれる瞬間を捉えている。

本作を指揮したスティーブン・コスタンスキは、製作、監督、脚本、撮影、編集、特殊メイク、視覚効果、さらに武術指導までこなしたという苦労人。彼の過剰な頑張りのおかげで、この低予算が実現したと言っても過言ではない。ちなみに“アストロン6”のメンバーは、超低予算映画だけでなく『パシフィック・リム』(13)や『ロボコップ』(14年3月14日公開)などの大作にスタッフとして参加してる腕利きたち。世界中のインディーズ映像作家に勇気を与えるこの珍作を、ぜひ劇場で確認してほしい。【トライワークス】


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