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小林薫たちが『深夜食堂』の裏ネタを暴露!

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小林薫たちが『深夜食堂』の裏ネタを暴露!

映画『深夜食堂』(1月31日公開)の完成舞台挨拶が1月13日に東映本社で開催され、小林薫らキャスト11名と松岡錠司監督が登壇した。原作は、深夜だけ営業する“めしや”を舞台にした、安倍夜郎の人気コミック。ドラマシリーズに続いて主演を務めた小林は、映画化にあたり「プロデューサー(遠藤日登思・筒井竜平)が映画畑の人だから、元々、映画化したいという執念めいたものがありました」と感慨深い表情で語った。

松岡監督は『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』(09)以来6年ぶりの監督作を、亡き名優・高倉健や菅原文太とゆかりのある東映で手掛けられて感激したとのことで「僕なんてふたりに比べたら野良犬ですが、同じく映画に真剣に向き合っています。そういう場所で、6年ぶりに自分の映画を披露できるのは、非常に感無量なものがあります」と、自らの熱い情熱を吐露。また、ドラマシリーズにも関わっており、「ドラマをやったうえで本編がある。熟成する時間が必要でした」と語った。

舞台挨拶には、小林たちの他、不破万作、綾田俊樹、光石研、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、山中崇、宇野祥平、金子清文が登壇。クロストークでは、フードスタイリスト飯島奈美の料理がおいしいという話題で持ちきりに。小林は「僕は出す方だから、意外とつまめない」と苦笑いしつつ、「豚汁があると、冷めたお弁当がおいしく感じられました」と言うと、不破も「豚汁がナンバー1」だと絶賛。

また、綾田は「『甘い卵焼きが好き』という小寿々さん(演じた役柄)ですが、本人はだし巻きの方が好きで。それを飯島さんに告げたら、2回目からは、だし巻きを甘い卵焼き風に出してくれました。ごめんなさい。ウソつきです」と謝罪。お茶漬けシスターズの須藤は「私たちは、ウメ、タラコ、シャケがずっと専門で。でも、最終回では、サプライズで、飯島さんが全盛りを用意してくださって。とてもおいしかったです」と笑顔を見せた。

最後に松岡監督は、映画『深夜食堂』について「短編小説ではなく、長編小説の読後感となると思います」と、シリーズへの思いを口にした。小林も、数多くのインタビューを受けて、シリーズのファンの人々の思いに感動したそうで「良い感じで深いところに届いたものがあるんじゃないかと」と、手応えを語った。【取材・文/山崎伸子】

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