広瀬すずが見せる大粒の涙にもらい泣き!
累計発行部数250万部を誇り、マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の大人気マンガ「海街diary」を是枝裕和監督が映画化し、6月13日(土)より公開となる。主人公の4姉妹を綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという今をときめく人気女優が演じることでも話題となっている本作から、待望の予告編が届いた。
腹違いの妹すず(広瀬すず)を鎌倉の家に迎えいれ、鎌倉の家で新しい生活が始めた4姉妹。しかし、「親を許せない長女」「姉の幸せを願う次女」「父を知らない三女」「自分を許せない四女」と、それぞれに複雑な思いを抱えている。
笑顔でちゃぶ台を囲む微笑ましいシーンや、感情をあらわに実の母と長女の幸(綾瀬はるか)が言い争いをするシーンが印象的だ。また、姉のことを思うあまり声を荒げる次女の佳乃(長澤まさみ)や、父親の記憶がないと淋しげな笑顔を見せる三女の千佳(夏帆)。
腹違いの優しい姉たちに囲まれ、大きな瞳から涙を流す四女すずと、見る者の感情を揺さぶるシーンが連続する。4姉妹が笑い合い、時に傷つけ合い、そして支え合って本当の家族になっていく様子が繊細に描かれている。
昨年、『そして父になる』(13)で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、オリジナル作品を多く手掛ける是枝監督が、どうしても自身で映像化したいと熱望したという本作。瑞々しくリアルな4姉妹の表情に、思わず引き込まれてしまう。【Movie Walker】
作品情報へ