宮川大輔ゾンビで滑る。哀川翔「やめときゃよかった」
哀川翔の芸能生活30周年記念作品となる『Zアイランド』(5月16日公開)の完成披露試写会が4月27日にTOHOシネマズ新宿で開催され、哀川をはじめ、鶴見辰吾、鈴木砂羽、木村祐一、宮川大輔、風間俊介、大悟(千鳥)、川島邦裕(野性爆弾)、山本舞香、般若、シシド・カフカ、品川ヒロシ監督が登壇。
本作の前日談を描くドラマ『Zアイランド 関東極道炎上篇』に出演する村上淳、上地雄輔も駆けつけ、“芸能界を生き残る秘訣”について語り合った。
宮川は口元が血だらけのソンビメイクを施して客席側から登場。会場を驚かせるための演出だったが反応は微妙で、宮川は「ぜんっぜん、盛り上がってへん!」と大慌て。
哀川が「やめときゃよかったな」と突っ込むと、宮川は「それを言っちゃ元も子もないじゃないですか!この演出、変えてもらっていいですか!?」と必死で懇願していた。
にぎやかなメンバーに囲まれた哀川は「30年、なんとかやってこれまして。素敵なメンバーに囲まれて感謝しております」とうれしそうにニッコリ。「思い切って笑って、驚いて、ちょっと恐怖を味わってもらって。涙しちゃうというエンタテインメント作品になっています」と映画をアピールした。
また本作が、生き残りをかけた死闘を描くことにちなんで、“芸能界を生き残る秘訣”について聞かれた一同。哀川は「敵を作らないこと。敵を作ると足を引っ張られる。戦っていいことはない」と回答。早寝早起きの習慣を持つことでも知られる哀川だが、「あとは早寝早起き。敵を作らないためには早く寝る」と持論を展開した。
すると、品川監督は「(翔さんは)朝、4時半に電話をしてくる」と暴露。4時に電話しようと思ったけど、30分我慢したそうで。あと4、5時間我慢してほしかった」と哀川の早朝の電話攻撃に困り果てた様子。哀川は「朝の4時に電話をかけても誰も出ないんだよ」と笑い飛ばしていた。
本作は、謎の病気が蔓延する島を舞台に、ヤクザ同士の対決やソンビとの生き残りをかけた闘いを描くアクションエンタテインメント。ドラマ『Zアイランド~関東極道炎上篇~』は、映像配信サービス・dTVで4月27日19:00より配信開始される。【取材・文/成田おり枝】