大島優子、ロマンスカーで制服姿披露「シャキッとする」
映画『ロマンス』(8月29日公開)の公開を記念し、小田急電鉄特急ロマンスカーで大島優子による車内アナウンスがスタートすることが決定。車内アナウンスの完成を受けて、7月15日に小田急電鉄喜多見電車基地でロマンスカーイベントが開催され、大島が劇中同様、ロマンスカーのアテンダントの制服姿で登場した。
大島にとってAKB48卒業後、初の主演映画となる本作。箱根を舞台に、ロマンスカーのアテンダント・鉢子の小さな旅を描くロードムービーだ。この日は、大倉孝二、タナダユキ監督も出席した。
撮影後、久しぶりに制服に身を包んだという大島は、「制服だと背筋がシャキッとするんです」とニッコリ。制服でのイベントの登場はこの日が最初で最後となるそうだが、「撮影はずっと居心地が良くて。鉢子に戻ってきたような居心地の良さを感じます」と役柄への愛情たっぷりに、制服を着た感想を明かした。
「ロマンスカーが大好き」という大島だが、「これまでアテンダーにはそこまで注目していなかった」とのこと。「列車が動いている中、60キロあるカートを動かすというのはとても大変なこと。生半可な気持ちではできないお仕事だと思いました」とアテンダントの仕事に尊敬の眼差し。
撮影の思い出を聞かれると、「天気が悪かった」と苦笑いで答えた大島。大倉が「本当に、大島さんはクソ雨女でしたよ!」と悪態をつくと、タナダ監督も「青空が見えていたときも、大島さんが来られたら雨粒が降ってきて」と暴露。「そのときは、ちょっと恐れ多いというか、神かと。『さすが元神7』と畏怖の念を抱きました」と話して、大島と会場の笑いを誘っていた。
この日は、車内アナウンスもお披露目されたが、大島は「鉢子としては言っていましたけれど、大島優子としてアナウンスをするというのは恥ずかしかった」と照れ笑い。「是非、ロマンスカーで旅をする方に聞いていただいて、劇場に来る気持ちになってくださればうれしいです」とアピールしていた。大島による車内アナウンスは、7月18日(土)から9月6日(日)までの期間、ロマンスカー・VSE(50000形)、MSE(60000形)でロマンスカーアテンダントが乗務している列車に限り実施される。【取材・文/成田おり枝】