瀬戸朝香と竹野内豊、大切な“出会い”に意気投合!
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)のジャパンプレミアが11月10日に東京ドームシティ シアターGロッソで開催され、日本語吹き替え版の声優を務める鈴木梨央、瀬戸朝香、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木、津川雅彦が登壇。2016年に一番、大切にしたいことを発表した。
本作は、サン=テグジュペリによる世界的ベストセラー「星の王子さま」のその後の物語を描くファンタジー大作。主人公の9歳の女の子を演じたのが、NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインの幼少期を演じるなど、今最も注目を集める天才子役の一人である鈴木だ。アニメのアフレコは初体験となった鈴木は「女の子の口に合わせてセリフを言わなければいけないし、感情も出さなくてはいけなかったので難しかったです。でも楽しかったです」と愛くるしい笑顔でコメント。
その母親役を演じた瀬戸は「梨央ちゃん、10歳ですよ!すごくしっかりしているんです。大人の私でもハハーッと思うことばかり。感性がすばらしい」と鈴木の仕事への姿勢に感心しきり。津川も「子役っていうのは基本的に天才。この子はその上の天才。僕らが苦労をしているところを、平気でヒュンとクリアしていく。天才的な才能を感じました。将来、立派な女優さんになるでしょうね」と女優としての素質に太鼓判を押すと、鈴木は「ありがとうございます」とうれしそうに笑顔を弾けさせていた。
「大切なものは目に見えない」というメッセージが込められた本作。ステージでは「2016年に一番大切にしたいこと」をそれぞれが発表することになった。鈴木は「努力です。自分が一生懸命努力することで、素敵な人たちに巡り会えるからです」としっかりと回答。これには伊勢谷も「大好き」とすっかり惚れ込んでしまった様子だ。
瀬戸は「出逢い」と答えると、偶然にも竹野内も「出逢い」と話して意気投合。「出会いというものはすべてにつながっていく大切なもの」とじっくりと語った。また伊勢谷が「未来」、滝川が「ブレない思い」、津川が「一期一会」と心を込める中、大木は「巨人軍優勝」ときっぱり。「今年はわが巨人軍が苦しんだシーズン。2016年はひとつ、わが巨人軍をよろしくお願いします!」と熱く巨人愛を叫んで会場の笑いを誘っていた。【取材・文/成田おり枝】