オスカーにも期待!シアーシャ・ローナンの新たな代表作が誕生
『つぐない』(07)で13歳という若さでアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、その後も『ラブリーボーン』(09)などの主演で若き演技派女優としての地位を築き上げつつあるシアーシャ・ローナン(21)。彼女が主演を務め、本年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされている注目作『ブルックリン』(7月公開)のポスタービジュアルと特報が到着した。
コルム・トビーンの小説を原作に映画化した本作は、1950年代を舞台に、アイルランドの小さな町からニューヨーク・ブルックリンにやってきた女性エイリシュが、激しいホームシックに陥りながらも様々な人々との出会いなどを経て変わっていく姿を描いた人間ドラマ。シアーシャはレトロシックなファッションに身を包み、不安を抱えながらも大都会へと旅立つ主人公エイリシュを好演しており、既に各賞で高い評価を受けている。
『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(13)『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)のドーナル・グリーソンをはじめ、ジム・ブロードベント、ジュリー・ウォルターズらが脇を固め、『BOY A』(07)のジョン・クローリーが監督を、そして『17歳の肖像』(09)のニック・ホーンビィが脚本を担当。レビューサイトRotten Tomatosでも、批評家98%・観客90%(16年2月1日現在)と高く支持されている本作のオスカーの行方に、期待が高まる。【Movie Walker】
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