安田成美、芸能界のベストフレンドは「木梨憲武」
ディズニー/ピクサーのアドベンチャーアニメ『アーロと少年』(3月12日公開)の友情プレミア試写会イベントが、3月2日にシネマメディアージュで開催。日本語吹替版キャストを務めた安田成美、松重豊、八嶋智人、片桐はいり、石川樹が登壇した。映画にちなみ、芸能界のベストフレンドについて質問されると、安田は夫の「木梨憲武」と書いたボードを見せ「つきあいが長いので、彼とは親友のように過ごしております」と笑顔で答えた。
八嶋は「高橋克実」と答え、その理由を説明した。「ある時、暗い声で電話がかかってきて、暗い声で『お前、親友だよな?』と聞かれたんです。『そうっすね』と答えたら、切られました。確認の電話があったくらいですから、親友だと思います」。
松重は「八嶋智人」だと言い「何が悲しくて、僕が友人だと思っていた人から裏切られるのかなと。これから真の友だちを見つける旅に出ようかと」と、八嶋をチクリ。八嶋は「いや、先輩として、親友と言うのは失礼かなと」と慌てる。松重は、本作で八嶋演じる恐竜の父親役を、別の舞台では母親役もやったそうで、八嶋は「僕は、松重さんから産まれたといっても過言ではないです」と笑った。
片桐は、なんと「トム・クルーズ」で「試写会で見たことがあります」とコメント。「私は、トム・クルーズの映画を30年間、ずっといっしょに観ている友達がいて。だから、もうトムも親友だなと」と言って笑いをとった。
最年少の石川は「今回の共演者のみなさん」と語り「こんなに素敵なキャストの方々といっしょでとてもうれしいです」とコメント。安田は「ありがとう!」と感激し、八嶋も「いちばん大人!」と感心しきりだった。
最後にKiroroが歌う日本版エンドソング「Best Friend ~Mother Earth Version~」をゲストと観客全員で合唱し、試写会を締めくくった。
『アーロと少年』は、地球に隕石が衝突せず、恐竜が絶滅を免れた架空の世界を舞台に、文明と言葉をもつ恐竜と、言葉をもたない人間の少年との出会いと冒険を描く。『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)と同時上映された短編『晴れ ときどき くもり』(09)のピーター・ソーンが監督を務めた。【取材・文/山崎伸子】