映画ランキング - 国内映画
(2023/11/3~2023/11/5)
2023年11月6日
発表(毎週火曜更新)
2023年11月3日~2023年11月5日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『ゴジラ-1.0』『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』『ONE PIECE FILM RED』などがランクイン!(興行通信社調べ)
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11月3日から11月5日の全国映画動員ランキングが発表。シリーズ第1作の公開日にちなんで日本記念日協会が認定した“ゴジラの日”にあわせて公開された「ゴジラ」シリーズ70周年記念作品『ゴジラ-1.0』(公開中)が、堂々と首位スタートを飾った。
興行収入82.5億円を記録し、第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するなど社会現象を巻き起こした『シン・ゴジラ』(16)以来、7年ぶりの国内実写「ゴジラ」映画となった『ゴジラ-1.0』。ゴジラファンを公言している日本屈指のヒットメイカー山崎貴監督がメガホンをとった同作は、戦後の焦土と化した日本を舞台に、神木隆之介演じる主人公らが突如現れたゴジラに立ち向かう姿が描かれていく。
全国522館(IMAX:49館、MX4D:15館、4DX SCREEN:4館、4DX:60館、ScreenX:10館、Dolby Cinema:9館を含む)で公開され、初日から3日間の観客動員数は64万8600人、興行収入は10億4100万円を記録。これは『シン・ゴジラ』と比較すると動員数では114.7%、興収では122.8%の圧倒的な成績となる。
大ヒットと高評価の両方を獲得した『シン・ゴジラ』を凌駕するヒットスタートを飾ったとなれば、気になるのは作品の評価だ。MOVIE WALKER会員が作品評価やレビューコメントを投稿することができるユーザーレビューページには、11月6日の夕方の時点で188件の投稿があり、5点満点で平均4.3点の高評価を獲得している。
また、寄せられたコメントの一部を紹介すると、という声も多数見受けられた。
12月1日(金)からは北米での公開も決定している『ゴジラ-1.0』。先日北米版の予告映像が解禁されるや、2日間で280万回以上の再生数を記録するなど早くも世界から熱視線が注がれているようだ。なお北米での上映劇場数は『シン・ゴジラ』の北米公開時を大きく上回る1000館以上とも報じられており、現時点での国産ゴジラの北米最高興収(Box Office Mojo調べ)である『ゴジラ 2000 MILLENNIUM』(99)の1003万ドルを超えるヒットも期待できそうだ。
再び動員ランキングに戻ると、2位にはサンエックスの人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版アニメシリーズ第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(公開中)が初日から3日間で動員19万2300人、興収2億4300万円を記録して初登場。今作では、森のはずれにある古い工場で“くま工場長”に誘われ、おもちゃを作りはじめるすみっコたちの姿を描いている。
“大人も泣ける”と口コミで大きな話題を集めた第1弾の『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(19)は興収15億円に迫るサプライズヒットを記録し、前作『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(21)は初日から3日間で動員20万人、興収2億5000万円を記録しており、最終興収は12億円以上。今作も公開初日に、1日の動員数としてシリーズ最高記録を樹立するなど根強い人気の高さを見せつけており、今後の動向に注目が集まるところ。
アンコール上映が絶好調の『ONE PIECE FILM RED』(公開中)は3位に粘り、累計成績は動員1463万人、興収201億8000万円に到達。歴代興収ランキングでは、ついにスタジオジブリの『もののけ姫』(97)と並ぶ7位タイに浮上した。そして、公開8週目を迎え4位となった『ミステリと言う勿れ』(公開中)は、累計成績で動員328万人、興収44億円を突破している。
以下は、1~10位までのランキング(11月3日〜11月5日)
1位『ゴジラ-1.0』
2位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
3位『ONE PIECE FILM RED』
4位『ミステリと言う勿れ』
5位『アナログ』
6位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
7位『ザ・クリエイター/創造者』
8位『ドミノ』
9位『ゆとりですがなにか インターナショナル』
10位『おまえの罪を自白しろ』
今週末は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作で『キャプテン・マーベル』(19)の続編となる『マーベルズ』(11月10日公開)や、永瀬廉と杉咲花、北村匠海が共演する『法廷遊戯』(11月10日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬
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