神経衰弱ぎりぎりの女たち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
神経衰弱ぎりぎりの女たち
神経衰弱ぎりぎりの女たち
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神経衰弱ぎりぎりの女たち

1989年10月7日公開
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失恋したばかりのヒロインをめぐるさまざまな“神経衰弱ぎりぎりの”女たちの姿を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはアグスティン・アルモドバル、監督・脚本は「マタドール〈闘牛士〉炎のレクイエム」のペドロ・アルモドバル、撮影はホセ・ルイス・アルカイネ、音楽はベルナルド・ボネッツィが担当。出演はカルメン・マウラ、フェルナンド・ギリェンほか。

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ストーリー

俳優のペパ(カルメン・マウラ)とイヴァン(フェルナンド・ギリェン)は、映画の吹き替えで生計をたて、同棲している。ある日イヴァンが留守番電話に伝言を残したきり姿を消し、以後一度も連絡してこない。二人の思い出が深くしみついた家に一人で住むことに耐えられないペパは、部屋を貸すことを決意する。やがて彼女が妊娠に気づいた頃、彼に新しい恋人がいるという噂を耳にした。そんな時友人のカンデリャ(マリア・バランコ)が、彼女のアパートに駆け込んできた。恋人がテロリストであることを知らずに自分の部屋を貸した彼女は、警察の追求を恐れているという。さらにペパのもとに、部屋を借りたいという若いカップルがやってくる。そのひとりカルロス(アントニオ・バンデラス)は実はイヴァンの息子だったのだが、ペパはその事に気づかない。同じ頃、そのカルロスの母親で、20年前のイヴァンの恋人でもあるルシア(フリエタ・セラーノ)も彼の行方を探していた。彼女はイヴァンに捨てられたことで精神障害をうけ、記憶を失くしたのだが、ある日イヴァンの吹き替えの映画を見て、突如として記憶が戻ったのである。イヴァンを忘れるには彼を殺すしかない、と思い込むルシアは、カンデリャを追ってやって来た警官たちから免れるためにペパが仕組んだ大混乱の隙に銃を盗み、今まさに新しい恋人と旅立とうとしているイヴァンを追って空港へ急ぐ。ペパはルシアを追って、チェック・インをしている最中のイヴァンを狙撃しようとする彼女の手から銃を奪い、彼の命を救った。イヴァンはペパにやり直す気があるのか持ちかけるが、ルシアの二の舞になりたくない彼女は、彼と別れる決意をし、訣別の言葉を投げるのだった。

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作品データ

原題
Mujeres Al Borde de un Ataque ed Nervious
製作年
1987年
製作国
スペイン
配給
ユーロスペース
初公開日
1989年10月7日
製作会社
エル・スペース・デセオ=S・A=ラウレン・フィルム・プロ


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