出演契約を延長?MCU版「スパイダーマン」第3作にドクター・ストレンジが参戦!
トム・ホランドが主演を務めるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版「スパイダーマン」の第3作に、ベネディクト・カンバーバッチ演じるスティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジが登場することが明らかになったと、「The Hollywood Reporter」や「Deadline」をはじめ、全米各メディアが報じている。
報道によると、ドクター・ストレンジはこれまでのMCU版「スパイダーマン」シリーズにおけるトニー・スターク/アイアンマンやニック・フューリーと同様、ピーター・パーカー/スパイダーマンを導くメンターとしての役割を担うとのこと。本作の詳しいプロットはまだ明らかにされていないが、先日ジェイミー・フォックスが、『アメイジング・スパイダーマン2』(14)で演じた悪役エレクトロとして登場することが報じられたばかり。
ドクター・ストレンジは単独映画第2作となる『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』の制作も控えており、同作で導入されるといわれているマルチバースが本作の物語にも大きく関係してくる可能性が示唆されている。
また、カンバーバッチはすでに4本のMCU作品に出演しており、今回の「スパイダーマン」参戦によって、マーベル・スタジオと当初交わしていたとされる5本分の出演契約を超えることに。もしすでに契約延長がされているとなれば、先日噂されていた「ドクター・ストレンジ」第3作制作の可能性も信憑性を増しそうだ。
トム・ホランドをはじめとした主要キャスト陣と、ジョン・ワッツ監督が続投する「スパイダーマン」第3作は10月下旬ごろにアトランタにてクランクイン予定で、2021年12月17日(金)全米公開予定。
また『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』も10月下旬ごろからロンドンで撮影が開始される見込みとなっており、2022年3月25日(金)に全米公開予定。どちらも続報から目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬