「みんな本気すぎた」アフレコ裏話を語る『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』4ショットインタビュー【前編】

インタビュー

「みんな本気すぎた」アフレコ裏話を語る『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』4ショットインタビュー【前編】

左から松岡禎丞、鬼頭明里、花江夏樹、下野紘の豪華4ショットが実現
左から松岡禎丞、鬼頭明里、花江夏樹、下野紘の豪華4ショットが実現撮影/野崎航正

公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。劇場版で描かれるのはテレビアニメ「鬼滅の刃」“竈門炭治郎 立志編”の最終話から繋がる物語。テレビアニメに引き続き、主人公の竈門炭治郎とその妹の竈門禰豆子(※)、人間を鬼から守る“鬼殺隊”の同期である我妻善逸、嘴平伊之助らが登場。また、鬼殺隊最強の剣士である“柱”のひとり、煉獄杏寿郎(※)が任務に同行し、敵として立ちはだかる“下弦の壱”魘夢との戦いが繰り広げられる。
前後編でお届けする今回のロングインタビュー。前編では、闇を往く無限列車のなかで鬼と立ち向かう炭治郎役の花江夏樹、禰豆子役の鬼頭明里、善逸役の下野紘、伊之助役の松岡禎丞に、劇場版ならではの見どころやアフレコ現場の様子、煉獄役の日野聡の印象などを伺った。

ーー劇場版の物語が無限列車編になると決まったとき、どのように感じましたか?
花江「以前、テレビアニメの第1話から第5話までを特別上映版アニメ「鬼滅の刃」<兄妹の絆>という形で劇場公開した際に、ufotableの映像のクオリティと音響がスクリーンで映える作品だと実感しました。なので、『無限列車編』が劇場版になるのはすごくうれしかったです」
下野「花江くんが言ったとおり、劇場にこそふさわしいクオリティだと思っています。演じるのも観るのも楽しいですし、とてもうれしいなと思いました」
鬼頭「煉獄さんも登場する『無限列車編』は原作コミックスのなかでも個人的に好きなエピソードなので、その物語を劇場版で観られるのはすごくうれしいです。煉獄さんの炎の呼吸を映画館のスクリーンで観たら、すごい迫力だろうなって期待しています。」
松岡「テレビアニメのときから『これ、ホントにテレビなの?』と思うくらいのクオリティでしたし、『無限列車編』は原作コミックスを読んだときから劇場のスクリーンで観たいと思っていました。きっとお客さんにも大興奮で観ていただけるものになっていると思いますよ」

テレビアニメの最終話から繋がる物語「無限列車編」
テレビアニメの最終話から繋がる物語「無限列車編」[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「(煉獄役の)日野さんも最高のものを出したいと意気込んでました」(下野)

ーー皆さんのお気に入りのエピソードの一つである「無限列車編」。重要な役どころの煉獄はいかがだったでしょうか?

花江「(煉獄役の)日野さんは頼れる兄貴という感じでした。原作コミックスを読んでいた頃から日野さんの声をイメージして読んでいたので、煉獄役に決まって本当にうれしかったです。声の説得力がすごくある方なので、煉獄さんがしゃべるたびに身が引き締まります」
松岡「日野さんのストレートなお芝居が煉獄にベストマッチしていて。ひとことを発するたびに『ついて行きたい』と思わされ、『この人がいれば大丈夫』という安心感があります。伊之助も煉獄さんがいるからこそ、安心して戦うことができたと思っています」
下野「日野さんも煉獄に対してすごく思い入れがあるようで、収録前にお話しした時には、最高のものを出したいと意気込んでらっしゃいました。すごく熱いものを感じたのを覚えています」
鬼頭「私も原作コミックスを読んでいる頃から煉獄さんは日野さんがいいと思っていました。まっすぐな声とお芝居が煉獄さんにぴったりで、頼りになる感じもあって。煉獄さんが日野さんで本当に良かったなと思っています」

コミックス時点から日野の声がピッタリだと思っていたそう
コミックス時点から日野の声がピッタリだと思っていたそう[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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