マーベル大ファンのIMALUが語るMCU音楽の魅力「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ブラックパンサー』は音楽が作品を象徴している!」
「『The Avengers』を聴くたびに気合いが入ると同時に、自分もアベンジャーズの一員になった気持ちになります」
MCU音楽の話はまだまだ止まらない。前述した2作品以外にも『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)のメインテーマに起用されたレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」を歌いながら、楽曲にまつわる小ネタを披露。『スクール・オブ・ロック』(03)の主演、ジャック・ブラックとソー役のクリス・ヘムズワースが、SNS上で楽曲を巡るバトルを繰り広げていたそうだ。
「ツェッペリンは映画にあまり楽曲を使わせてくれないらしく、やっとの思いで『スクール・オブ・ロック』にこの楽曲を起用したのに、『~バトルロイヤル』でも同じ曲を使いやがって!とジョークを飛ばしていて(笑)。それでさらに映画が盛り上がっているのがおもしろかったです」
そして、「やっぱりMCUでは外せない!」と話すのは、MCUファンなら誰しもが想い入れのある一曲であろう「The Avengers」だ。「この楽曲を聴くたびに気合いが入ると同時に、自分もアベンジャーズの一員になった気持ちになります」と語った。
「それぞれの作品の色を出すためのすごく大事なポイントが音楽だと思う」
様々なヒーローの物語が、重なり合う世界観で繰り広げられるMCU作品。個々の作品やキャラクターを象徴する音楽が、別のMCU作品で起用されるケースも。「ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でワカンダの人が登場するシーンでは、『ブラックパンサー』で流れたポポポン!という太鼓の音楽が鳴るんですよ。ワカンダのキャラだ!と一瞬でわかって盛り上がりました(笑)」とIMALU。「それぞれの作品の色を出すためのすごく大事なポイントが音楽だと思う」と語った。音楽から見える作品やキャラクターの色は、まさにMCU音楽の魅力と言えるだろう。
「MCUはすべての作品が地続きで繋がっているからこそ、見れば見るほど発見があって。それは音楽も同じ。あのシーンで流れているあの音楽って実はそういうことか!と一回観ただけでは気づけない魅力がすごくいっぱいあるんですよ。それが楽しくて何回も観返しちゃいます」
最後に、今後のMCUの展開について聞くと「『ブラックパンサー』の続編や『Guardians of the Galaxy Vol. 3』、『Thor:Love and Thunder』、ドラマ『She-Hulk』も楽しみ!」と瞳を輝かせる。さらに、ドラマ「ホークアイ」(11月24日配信予定)と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年1月7日公開)は待ちきれない様子。「『スパイダーマン』は期待値がMAXになっていて、12月に公開する本国まで観に行きたいくらい!ネタバレを見たくないので、(日本公開まで)SNSをお休みしようか考え中です(笑)」と期待に胸を弾ませていた。
取材・文/阿部裕華
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、大人が楽しめるドラマや映画も。さらにオリジナル作品も見放題。
音楽も映画も、もっと楽しもう!ディズニーミュージック特集【PR】