安藤雅司初監督作『鹿の王』度重なる延期を乗り越え新公開日が決定!新たなビジュアル&予告も到着
新型コロナウイルスの感染状況を受け公開延期となっていた安藤雅司監督作『鹿の王 ユナと約束の旅』が、2022年2月4日(金)より公開されることが決定。あわせて、監督が自ら描き下ろした新ビジュアルと新予告映像が解禁となった。
本作は、2015年度の本屋大賞、日本医療小説大賞をW受賞し、シリーズ累計250万部を突破したベストセラー小説「鹿の王」の劇場アニメ化作品。圧倒的スケールの世界観から「映像化は不可能」と言われた医療冒険ファンタジー巨編だ。『もののけ姫』(97)、『千と千尋の神隠し』(01)、『君の名は。』(16)の作画監督など長年にわたり日本アニメ界を支えてきた異才アニメーター、安藤の監督デビュー作で、ハイクオリティな映像作品を生み出し続け、国内外から高い評価を受けるProduction I.Gが制作を担う。
物語の舞台は強大な帝国ツオルが支配する世界。突如発生した謎の病、黒狼熱(ミッツァル)が国内外で猛威を振るうなか、黒狼熱の抗体を持つ戦士ヴァン(声:堤真一)が身寄りのない少女ユナ(声:木村日翠)と旅に出る。謎の病から多くの命を救いたい天才医師ホッサル(声:竹内涼真)と出会い、抗体者の暗殺を命令された謎の女サエ(声:杏)に命を狙われるなか、ふたりは運命に翻弄されながらも強く生きていく。
解禁された新予告映像では、シンガーソングライターのmiletが歌う主題歌「One Reason」にのせて、過酷な運命に抗いながら突き進む登場人物たちの姿が描かれている。大国の裏でうごめく陰謀や抗体をもつ父と娘の運命、仲間を守るために命がけで戦う者たちなど、人類と謎の病との壮大な戦いを描いた感動ファンタジー大作を予感させる内容だ。
また、安藤監督が自ら描き下ろした新ビジュアルには、主要人物であるヴァン、ホッサル、サエ、ユナに加えて、ホッサルの従者マコウカンや反乱の戦士オーファン、そして本作の重要な鍵となる飛鹿(ピュイカ)の姿も力強く描かれている。
超豪華なスタッフとキャストが顔を揃え、国内外のアニメファンに大きな注目を集めている本作。いまだコロナ禍で混乱する世界情勢のなか、謎の病と闘う人々の姿を描いた本作の劇場公開を待ち焦がれる人は多いだろう。
文/サンクレイオ翼