ブラッド・ピットが3年ぶりに来日決定!伊坂幸太郎原作『ブレット・トレイン』で主演
伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」を、『デッドプール2』(18)のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』(9月1日公開)で、主演のブラッド・ピットが来日することが決定。ブラピの来日は、3年ぶり13回目となり、今回は監督も同行する予定だ。さらに、ブラピが世界を“ブラッド旋風”に巻き込んで来たこれまでの各国プレミアの模様とともに、日本語の挨拶で締めくくるスペシャル動画も解禁された。
ピットが演じるのは、世界一不運な殺し屋レディバグ。今回のミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りようとするも、次から次へと乗ってくる殺し屋たちに命を狙われていく。それは偶然ではなく仕組まれた罠だった!そんな本作を引っ提げ、ブラピたちが“ご当地・日本”に上陸する。
ともに来日するリーチ監督といえば、『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)の監督として名を馳せる前には、ブラピの代表作『ファイト・クラブ』(99)や『Mr. & Mrs. スミス』(05)、『トロイ』(04)などで彼のスタントマンを務めていた経歴を持つ、アクションを知り尽くす逸材だ。
リーチ監督は「ブラッドが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でスタントマン役を演じているのを見て、ちょっと笑えたよ。あの映画で描かれている俳優とスタントマンの関係性はリアルなものだ」と語り「僕らはしばらく別の方向に進んだけど、運命がそこで終わりを告げずに再び結びついたことをうれしく思う」とコメント。確かに本作でブラピとリーチ監督が、俳優&監督としての初タッグを実現させたことは運命といえそうだ。
公開に向け、どんどん盛り上がりを見せている『ブレット・トレイン』だが、本作の舞台である日本の観客の前で、ブラピや監督がどのような想いを語るのか!いまから大いに楽しみでならない。
文/山崎伸子