23歳でボトックスを勧められたニコール・キッドマンの姪、女性の外見に対する“暗黙の有効期限”に言及
ニコール・キッドマンの3歳年下の妹アントニアの長女ルチア・ホーリー(23)は、予防のためのボトックスを勧められ衝撃を受けたようだ。
ホーリーは、3年前には女優を目指しているとして、キッドマンの出演作のプレミアなどに参加。キッドマンも全面的に協力すると語っていたが、昨年大学を卒業し、10月から、ライフスタイルアソシエイト・プロデューサーとしてウェブサイト「9Honey」のメンバーになり、コラムを担当。またドキュメンタリー映画の制作をアシストするなど、メディアの仕事に携わっている。
この程、「なぜ私は、30歳になるまでに人生におけるすべての解決策を見出さなくてはならないと感じるのか」というタイトルのコラムを手掛けたホーリーは、SNSの普及などにより、自身も30歳の壁を実感。プレッシャーを感じているとして、「結婚、出産、キャリアもそうですが、女性の外見もそのひとつです」と外見について言及している。
「ある時、友達の1人から、予防のためのボトックスを勧められました。いまから始めれば、しわを防げるからというのが理由ですが、とても驚きました。ボトックスに反対というわけではないのですが、23歳で推奨されたことでとても不安になりました」と実体験を告白し、「多くの女優が発言している通り、ハリウッドでは、女性には暗黙の有効期限みたいなものがあって、年を重ねた女性にはほとんど仕事が回ってこなくなるというのです。かつてメリル・ストリープが、『40歳になったら、魔女役のオファーがたくさんくるようになった』と『Vogue』のインタビューで語っていました」とハリウッドの実態を説明。
しかしホーリーは、「オーストラリアでは平均寿命が84歳くらいなのに、なぜ30歳で人生終わりみたいな感じになってしまうんでしょう。私の母も20代からジャーナリストとして働いていたのですが、45歳で弁護士になるための勉強を始める決意をしていまに至っています。私はあと7年で人生を終えたくありません。年をとることは避けられないけれど、闘うのではなく受け入れましょう」と前向きにコラムを締めくくっている。
伯母のキッドマンはかつて、「Dujour」のインタビューで、「この業界では、40歳になると“終わった”という感じになります。誰も期限が過ぎたとは言ってこないけれど、ある年齢になると、拒絶され、ドアを閉ざされてしまう」と語っていた。
文/JUNKO