大映創立80周年!『大映4K映画祭』2023年1月に開催決定、大映スターたちの貴重なポスタービジュアルも到着
数々の名作を生みだしてきた大映映画作品を4K化し、選りすぐりの傑作選を上映する「大映4K映画祭」が2023年1月に開催されることが決定。あわせて、大映スターたちの魅力あふれる5種類の特別版ポスタービジュアルが到着した。
1942年に創立され、溝口健二、伊藤大輔、市川崑、三隅研次、池広一夫、増村保造など日本映画を代表する名匠の作品を数多く制作し、京マチ子、市川雷蔵、山本富士子、若尾文子、勝新太郎といった名だたる映画スターたちを輩出した映画会社の「大映」。その「大映創立80周年企画」となる今回の「大映4K映画祭」では、4K版初披露となる若尾文子主演の『赤い天使』(66)、山本富士子主演の『夜の河』(56) 、三隅研次監督、市川雷蔵主演の『斬る』(62)、『剣鬼』(65)、『剣』(64)、そして「大菩薩峠」シリーズの8作品を目玉とした全28作品を、2023年1月20日(金)より角川シネマ有楽町にて上映。1月28日(土)からは大阪シネ・ヌーヴォほかにて全国順次開催される。
また、2023年1月6日(金)からは本映画祭の連動企画として「Road to the Masterpieces」と題した映画祭を角川シネマ有楽町で開催。 海外映画祭での受賞や定番の人気作品としていち早く4K化された作品とは別に、 高い評価を得ている秀作や知る人ぞ知る良作、怪作がラインナップされ上映される。
そしてこのたび到着した『大映4K映画祭』5種類の特別版ポスターには 、「気高い孤高の女」と書かれた京マチ子の姿や、「美しさを極めた男」と書かれた市川雷蔵のビジュアルなど、それぞれの俳優たちの特徴を表す華麗なキャッチコピーがあしらわれ、優美かつ時代の熱を感じさせるデザインとなっている。さらにこのビジュアルの待ち受け画像は、11月1日(火)より発売されるムビチケ前売券(オンライン)の特典となっており、各上映作品とあわせ是非公式サイトをチェックしてみてほしい。粒ぞろいの逸品が4K上映で蘇るこの貴重な機会に、ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。
文/富塚沙羅