2023年東宝ラインナップを総まとめ!宮崎駿監督作に『ゴジラ』最新作まで全25作品
『ミステリと言う勿れ』(2023年秋公開)
田村由美の大人気コミックを菅田将暉主演で実写化し、2022年1月期に大きな話題を博したフジテレビ系月9ドラマが待望の映画化。天然パーマがトレードマークの主人公、久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで、事件の謎も人の心も解きほぐしていく新感覚ミステリーだ。映画化決定に際して菅田は、「次はなにカレーかなあとワクワクしつつも、これはまたあの戦いが始まるんだなと、ドキドキしてます。ドラマでできたことできなかったことを確認し、整くんの言葉と田村先生の思考を正しくお伝えできるよう努めていきます。是非、お楽しみ」と熱意を明らかにしている。
『きみの色』(2023年秋公開)
『映画けいおん!』(11)や『映画 聲の形』(16)、『リズと青い鳥』(18)など、京都アニメーションにて数々の名作を手がけてきた山田尚子監督の最新作となるオリジナル長編アニメーション映画。物語のテーマは山田監督が最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様がまるで絵画のような美しい映像で描かれる。脚本は、山田監督とは「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んできた吉田玲子が務める。
『ゴジラ』最新作(2023年11月3日公開)
ゴジラ生誕70周年を迎える2024年に先駆けた一大プロジェクトとして製作される最新作。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで知られ、自身もゴジラのファンであることを公言している山崎貴が監督・脚本・VFXを務める。2023年の“ゴジラの日”である11月3日(金)に公開となる。ラインナップ発表会見では、映画企画部長の臼井央が「山崎組のこれまでの経験、技術のすべてを『ゴジラ』に注ぎ込んでいただいている。山崎監督の集大成となることを確信した」とアピールした。
『屋根裏のラジャー』(2023年冬公開)
世界150以上の国と地域で上映された『メアリと魔女の花』(17)以来、6年ぶりとなるスタジオポノックの長編最新作。原作は、世界の文学賞を席巻したA.F.ハロルドの「The Imaginary」。監督は、長年スタジオジブリに在籍し、高畑勲監督の右腕として活躍した百瀬義行が務める。人間の想像が食べられてしまう世界を舞台に、大切な人の未来と運命をかけた“誰にも見えない戦い”を描くファンタジー大作だ。
『ゴジラvsコング』続編(タイトル未定)(2024年公開)
世界中が大熱狂に包まれた、映画史に名を刻む日米の2大怪獣がスクリーンに帰還。レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが製作を担う。前作に引き続きレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが出演を果たす。
『ハイキュー!! FINAL』(制作決定)
2012年から2020年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、コミックスの累計発行部数5500万部を突破した古舘春一による大人気スポーツ漫画「ハイキュー!!」の劇場版。主人公の日向翔陽を中心に、バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春模様を描く。テレビアニメの続編で、完全新作劇場版の2部作として制作される。