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巨大管理システムを巡る公安局員たちの戦い…『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』に向けて重要キャラクターの“これまで”をチェック!

コラム

巨大管理システムを巡る公安局員たちの戦い…『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』に向けて重要キャラクターの“これまで”をチェック!

常守とも面識があるテレビアニメ3期の主人公、慎導灼

慎導灼はテレビアニメ3期の時点で一係に配属された新人監視官。事件の被害者や追跡対象者になりきる「メンタルトレース」という技能と、パルクールのような身のこなしを有し、社会をゲームのように裏で操る組織「ビフロスト」の謎を追いかける。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』には、厚生省統計本部長でシビュラシステム輸出プロジェクトや移民政策に関わる物語のキーパーソン、慎導篤志(しんどうあつし/声:菅生隆之)の息子として登場する。常守とも面識があり、彼女の推薦で監視官に選ばれたという経緯も。

テレビアニメ3期において、新人監視官として一係に配属されていた慎導灼
テレビアニメ3期において、新人監視官として一係に配属されていた慎導灼[c]サイコパス製作委員会

灼を支える一方で、時に対立もする炯・ミハイル・イグナトフ

炯・ミハイル・イグナトフは灼の幼なじみで、ロシア系移民の二世、帰化準日本人。幼少期は海外の紛争地帯で育った。テレビアニメ3期では灼と共に一係に配属され、移民問題に取り組んでいく。灼のよき理解者で、彼がメンタルトレースをした時のつなぎ止め役として支える一方、同じくロシア系移民である妻の舞子・マイヤ・ストロンスカヤ(声:清水理沙)の処遇を巡って対立したことも。

灼の幼なじみであり、ロシア系移民の二世で帰化準日本人の炯・ミハイル・イグナトフ
灼の幼なじみであり、ロシア系移民の二世で帰化準日本人の炯・ミハイル・イグナトフ[c]サイコパス製作委員会

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』でテレビアニメ3期の謎は明かされるのか?

常守らテレビアニメ1期から3期までの主要キャラクターが勢ぞろいする『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』。そのストーリーは、公安局統括監視官として会議に出席した常守が、外国船舶で事件が起きたという報せを聞いて慎導篤志と共に現場へ急行すると、篤志が会議のゲストとして呼んだミリシア・ストロンスカヤ博士の遺体が発見される。犯罪組織「ピースブレイカー」が博士の研究をねらった事件であることから、公安刑事課一係は外務省行動課との共同捜査としてチームを編成。そこには、かつて公安局から逃亡した狡噛の姿があった。


ストロンスカヤ博士が遺した文書を巡り、日本政府、シビュラシステムをも揺るがす真実に直面する常守
ストロンスカヤ博士が遺した文書を巡り、日本政府、シビュラシステムをも揺るがす真実に直面する常守[c]サイコパス製作委員会

常守がテレビアニメ3期でどうして収監されていたのか?彼女と灼の接点、炯とストロンスカヤ博士の関係は?これら様々な謎が明かされるのかも気になるところ。我々の未来に起こり得えそうな設定と緻密なストーリー、そのうえで生き生きと躍動するキャラクターたち。「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズは、キャラクターを知れば知るほどおもしろくなる。

文/榑林史章

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