門脇麦主演&加藤拓也監督の映画『ほつれる』公開決定!ティザービジュアル&キャストコメントが到着
演劇界で注目を集める気鋭の演出家、加藤拓也が脚本&監督を務め、主演に門脇麦を迎えた映画『ほつれる』が9月8日(金)に全国公開されることが決定。あわせて本作のティザービジュアル、及び門脇や出演者の田村健太郎、染谷将太、黒木華、そして監督の加藤拓也からのコメントが解禁となった。
本作を監督する加藤拓也は舞台「もはやしずか」、「ザ・ウェルキン」で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、「ドードーが落下する」で第67回岸田國士戯曲賞を受賞しているほか、テレビドラマ「平成物語」、「俺のスカート、どこ行った?」、「きれいのくに」などの脚本も手がける演劇界注目の演出家。
本作は、昨年公開され、そのリアリティあふれる台詞まわしで観客の心を揺さぶり、演出家としての手腕を見せつけた初長編映画『わたし達はおとな』(22)を経て臨んだ、オリジナル脚本&長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていく一人の女性の姿を捉える。
主演の門脇は『愛の渦』(14)での演技が評価され、『二重生活』(16)で映画に初主演。その後、近年は『あのこは貴族』(21)、大河ドラマ『麒麟がくる』(20)、テレビドラマ『リバーサルオーケストラ』(23)などの話題作に出演し、現在は『渇水』(6月2日公開)の公開も待機中。そんな彼女が目の前の現実に揺れる主人公、綿子の心の機微を繊細に演じ上げる。
綿子の夫、文則役には、映像・舞台とマルチに活躍する俳優の田村健太郎。『すばらしき世界』(21)、大河ドラマ「どうする家康」、テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」など映画やテレビドラマで欠かせない存在である彼が、綿子との関係に苦悶する文則の緊張感あふれる姿を体現。またその存在が大きな転回点となる男、木村役には染谷将太。綿子の親友、英梨を黒木華が演じる。
今回解禁されたティザービジュアルには「心がゆれる――。」のことばとともに、門脇演じる綿子が、光の差す部屋で佇む姿が映しだされている。彼女の心の揺らめきと思いを感じる表情が重厚な作品世界を物語るデザインに仕上がっている。
演劇界注目の気鋭演出家と実力派俳優のコラボレーションがどんな人間ドラマを見せてくれるのか。作品の続報を期待して待ちたい。