“元ジェダイ”アソーカのドラマに期待高まる!レイア、パドメ、レイ…「スター・ウォーズ」の強く美しい女性たちをプレイバック

コラム

“元ジェダイ”アソーカのドラマに期待高まる!レイア、パドメ、レイ…「スター・ウォーズ」の強く美しい女性たちをプレイバック

スター・ウォーズ」待望の最新ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アソーカ」が、いよいよ8月23日(水)よりディズニープラスで配信開始。ジェダイ粛清を生き延びた数少ない戦士アソーカ・タノ(ロザリオ・ドーソン)は、銀河戦争の困難な時代をどのようにして乗り越えてきたのか?彼女のドラマはおもにアニメーションシリーズ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」で語られ、「マンダロリアン」では初めて実写で登場し、「ボバ・フェット」でも姿を見せてファンを大いに喜ばせた。そんなアソーカの知られざるエピソードが、この新作で明かされる、というワケだ。

アソーカといえば、二刀流ライトセーバーをトレードマークに活躍した、勇敢な戦士という印象が強い。そのダイナミックな戦いぶりは、多くのファンを魅了してきた。思い返すと、「スター・ウォーズ」の世界には、これまでも彼女のような“戦う女性”が数多く登場している。本稿では、そんな彼女たちの“戦歴”を振り返ってみようと思う。

これぞ、二刀流のライトセーバーで戦うアソーカの雄姿!(「スター・ウォーズ:アソーカ」)
これぞ、二刀流のライトセーバーで戦うアソーカの雄姿!(「スター・ウォーズ:アソーカ」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

“スカイウォーカー”のレガシーを体現するヒロインたち

●レイア・オーガナ
まずは元祖ヒロイン、レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)。1977年公開の『スター・ウォーズ/新たなる希望 (エピソード4)』に初登場した時、惑星オルデランのプリンセスであった彼女は、すでに反乱軍を指揮する立場に置かれていた。帝国の恐怖支配に強い意志を持って抵抗し、悪名高きダース・ベイダーにもひるまない姿勢はあっぱれ。以後も反乱軍のリーダーとして戦闘を先導し、惑星を転々として自ら作戦遂行に奔走したりもするのだから、タフなプリンセスといえるだろう。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (エピソード7)』(15) に始まる続三部作では、新共和国から離れて設立した私設軍隊レジスタンスの将軍として、こちらでも陣頭指揮を執り続けた。

ダース・ベイダーによって囚われたレイア(『スター・ウォーズ/新たなる希望 (エピソード4)』)
ダース・ベイダーによって囚われたレイア(『スター・ウォーズ/新たなる希望 (エピソード4)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●パドメ・アミダラ
これより前の銀河共和国~クローン戦争の時代、すなわち、『スター・ウォーズ/シスの復讐 (エピソード3)』(05)までのプリクエル・トリロジー(新三部作)では、惑星ナブーの女王兼元首のパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)がヒロインに。敵の多い女王という立場の危険性を理解しており、影武者を立て、自身は侍女に扮装したまではいいが、結果的に戦闘に巻き込まれてしまうのは少々迂闊!?とはいえ、元老院議員となった『スター・ウォーズ/クローンの攻撃 (エピソード2)』では処刑の危機に置かれても、ブラスターを手に取って戦闘に身を投じる姿は、目を見張る戦いぶりだった。ちなみに、言うまでもなく彼女はレイアの母であり、勇敢さや指導者の資質は娘にも受け継がれたのだろう。


ルークとレイアの母であり、銀河共和国と分離主義勢力の戦いにも身を投じたパドメ(『スター・ウォーズ/クローンの攻撃 (エピソード2)』)
ルークとレイアの母であり、銀河共和国と分離主義勢力の戦いにも身を投じたパドメ(『スター・ウォーズ/クローンの攻撃 (エピソード2)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●レイ
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (エピソード7)』からの続三部作の主人公は、惑星ジャクーに住んでいた天涯孤独の女性レイ(デイジー・リドリー)。レイアやパドメとは異なり、その日暮らしの生活だったが、銀河に飛び立ったことからフォースの才能を覚醒させていくという、エピソード4~6の主人公ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)とも重なるキャラクター。もちろん、ライトセーバーの腕はシリーズを追うごとに上達し、レイアの指揮のもとで、帝国復活を目論むファースト・オーダーに立ち向かっていく。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ (エピソード8)』(17)では伝説のジェダイ、ルークを見つけだしたレイ。その後、迷いを断ち切り、宿敵カイロ・レン(アダム・ドライバー)との戦いなど数々の試練を乗り越えて新世代のジェダイとなっていく。続三部作の最終章『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (エピソード9)』(19)ではまさかの出自も発覚した。今後、彼女が登場する新作映画も予定されているというから、レイのドラマはまだまだ続きそうだ。

フォースを覚醒させたレイ(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ (エピソード8)』)
フォースを覚醒させたレイ(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ (エピソード8)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.
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