“元ジェダイ”アソーカのドラマに期待高まる!レイア、パドメ、レイ…「スター・ウォーズ」の強く美しい女性たちをプレイバック - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“元ジェダイ”アソーカのドラマに期待高まる!レイア、パドメ、レイ…「スター・ウォーズ」の強く美しい女性たちをプレイバック

コラム

“元ジェダイ”アソーカのドラマに期待高まる!レイア、パドメ、レイ…「スター・ウォーズ」の強く美しい女性たちをプレイバック

打倒デス・スターのために散ったジン、マンダロリアンの文明を継承するボ=カターン

●ジン・アーソ
アナザーストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)の背景は、エピソード3と4の間をつなぐ時期、つまり銀河帝国が勢力を増していく時代。この映画の主人公ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)は、ここまで紹介してきた女性たちと異なり、フォースとは無縁の世界にいる。つまり、どこにでもいる“フツー”の人間。家族と引き離され、犯罪者として生きてきた彼女だが、実は帝国に支配された父ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)がデス・スターの設計者だった。そんなことから半ば利用される形で反乱軍に誘われ、結果命を落とした父の遺志を継ぎ、デス・スターの設計図奪取という危険な任務に挑む。どれくらい危険かというと、フツーの人間なら生きては帰れないレベル。敵地に潜入した彼女は、自分の命と引き換えに、このミッションをやり遂げた。設計図を手に入れたことで、反乱軍が勢いづいたのはエピソード4で描かれたとおり。銀河戦争史のなかでは無名に近い存在だが、ジンが果たした役割はとてつもなく大きい。


デス・スターの設計図奪取という危険な任務に挑んだジン・アーソ(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)
デス・スターの設計図奪取という危険な任務に挑んだジン・アーソ(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●ボ=カターン・クライズ
もう一人、新共和国成立後を描いた「マンダロリアン」から、ボ=カターン・クライズ(ケイティー・サッコフ)を挙げておこう。「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」にも登場していたボ=カターンは、惑星マンダロアの指導者の血筋を引く女性で、部族の再興を目指しながらゲリラ的な戦闘活動を行なっている。マンダロリアンは言わずと知れた、掟と名誉を重んじる部族であり、彼女もまたその思想を持ち、行動している。一時は再興をあきらめて、やさぐれてもいたが、それでも戦士の血には抗えず、「マンダロリアン」の主人公である賞金稼ぎのディン・ジャリン(ペドロ・パスカル)を度々危機から救う。結果、彼女は新生マンダロアの指導者となるが、シーズン3ではとにかく彼女の活躍が目立っていた。

ボ=カターン・クライズがマンダロリアンを束ねるリーダーに(「マンダロリアン」)
ボ=カターン・クライズがマンダロリアンを束ねるリーダーに(「マンダロリアン」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.
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